消費電力を遠隔監視できるWi-Fiワットチェッカー発売

ラトックシステム株式会社は、2024年8月上旬より、消費電力など7項目を測定可能なWi-Fiワットチェッカー「Wi-Fiワットチェッカー2(RS-WFWATTCH2)」の出荷を開始する。本製品の標準価格は7,800円(税別)、8,580円(税込)だ。

本製品は、電気製品の消費電力やCO2排出量など7項目のデータを計測・算出可能だ。ノートPCやエアコンなど、測定したい電気製品の電源プラグを本製品に接続し、コンセントに接続するだけで設置完了。本製品はルーターとの接続設定をおこない、Wi-Fi経由でデータを取得する。

また、スマホやPCの専用アプリで数値とグラフを表示、可視化し、知りたい電力を確認できる。本製品で計測できるデータは、消費電力(W)、電圧(V)、電流(mA/A)、消費電力量(Wh/kWh)、計測経過時間(日/時/分)の5種類で、その値からCO2排出量や電気料金のデータを算出する。

リアルタイム監視は専用アプリケーションの「リアルタイム」タブでおこない、後日ログを確認し解析を行う場合には「1時間グラフ」「1日グラフ」「1ヶ月グラフ」のタブから確認する。リアルタイム計測画面、累積ログ確認画面では計測したデータをCSVファイルに保存することができる。

1分/1時間/1日毎のログを、本体のメモリーに保存。1分毎では3000件、1時間/1日毎では1500件の保存が可能で、1時間ごとのデータであれば、2ヶ月分を本体メモリーに蓄積可能だ。蓄積された消費電力量、測定日データは本体をコンセントから抜いても保持される。

本製品は、Wi-Fi接続やモバイルデータ通信経由でネットワークに接続し、スマホアプリから本体に保存された計測値をチェックすることが可能。また、遠隔地からの操作にも対応しており、スマホアプリを使用して、接続している家電への電力供給OFF/ON切り替えができる。

対応機種・OSは、スマートフォンアプリがiOS 15以降、Android 11以降、WindowsアプリがWindows10以降となっている。