ユニウェブ、AI活用の「ふりがな」機能リリース

株式会社Kivaは、ウェブアクセシビリティツール「ユニウェブ」に、生成AIを活用した「ふりがな」機能をリリースした。

2024年4月1日に改正された障害者差別解消法により、事業者にも合理的配慮の提供が義務化された。アクセシビリティ対応は企業やブランドのイメージ向上、SDGs・ESGにも関係しており、ユニウェブを導入しているサイト数は150を超えている。

アクセシビリティ対応により、コントラスト変更や音声読み上げ機能などでサイト上の情報を理解しやすい環境になっているが、よりスムーズに情報を取得でき利用しやすい環境を目指すため、読み方の分からない漢字に対して、その読み方を理解できるよう生成AIを活用した「ふりがな」機能をリリースした。

「ふりがな」機能は、アクセシビリティメニューから選択し、読み方の分からない漢字を選択すると、即座に漢字の読みを示す。既にユニウェブを利用している企業は、特別な操作や設定なく「ふりがな」機能を利用できる。

ユニウェブは、すべてのウェブサービスにコード一行を追加するだけで「導入当日」にウェブアクセシビリティ機能をサポートする。様々な状況にいる利用者が音声読み上げやコントラスト変更などの多様な使い方を通じて、正しい情報を理解できる状態にすることを目指している。