全国100種以上の日本酒を取り扱う「名酒センター」が、メタバースの47都道府県ご当地館と取り組みを開始した。6月25日の「生酒の日」に、そらのうえショッピングモール内に「酒マルシェ」がオープンする。

名酒センターは、1985年に創刊された日本で唯一の日本酒専門情報誌『月刊ビミー』の発行を通して誕生した。美味しい酒マガジン「月刊ビミー」では、蔵元レポートや著名人の日本酒にまつわるインタビュー、エッセイなどを通して、日本酒の魅力を35年間伝え続けている。

お茶ノ水にある店舗では、150種類以上の日本酒を1杯45mlから200円で提供しており、3種類の飲み比べセットや、おつまみ、飲み比べ放題のコースプランもある。また、名酒センターオンラインショップでは、希少なお酒も揃えている。

そらのうえショッピングモールの3号館「47都道府県ご当地館」の中央ステージに、季節ごとにテーマを決めてテント型のショップを並べ、市場風の「酒マルシェ」として展開する。第1弾のテーマは「生酒」だ。「酒マルシェ」では、アバタースタッフが音声や吹き出しで商品の魅力を伝え、実際の買い物体験を演出。さらに、蔵元のある都道府県のご当地VTuberが販売スタッフとして参加した場合は、方言でお酒の紹介をする予定だ。

そらのうえショッピングモールは、スマートフォンやパソコン、タブレットなどからアプリ無しでログインでき、アバターを操作してオンラインショッピングやライブイベントを楽しめるメタバースの商業施設だ。現在、200店舗以上のお店が展開されている。