世界最大オーガニック展BIOFACH、日本初開催へ

世界最大のオーガニック商品見本市「BIOFACH」の日本版「BIOFACH JAPAN」が、2024年10月25日から27日まで東京ビッグサイトで初開催される。主催は株式会社朝日新聞社とBIOFACHの主催者であるニュルンベルクメッセで、現在出展企業・団体を募集している。

「BIOFACH JAPAN」のコンセプトは「みんなのオーガニック」。オーガニック商品の価値を広く共有し、消費や生産の選択肢として普及させることを目的としている。出展者には消費者へのPR、会場での販売、試食・試飲、ビジネス商談などのメリットがあり、自社ブースを訪れた来場者のデータ入手も可能だ。また、商品の輸出に役立つセミナーや相談コーナー、業界の最前線を学べるビジネスセミナーなども開催される。

出展対象は原則としてオーガニック認証を受けた商品のみで、申し込み時に審査がある。有機JAS認証など、IFOAM基準に合致するオーガニック認証を取得している食品や、主催者が定める審査基準を満たす化粧品などが対象となる。認証を得ていない無農薬や環境負荷の低減に取り組む商品は、同時開催展「GOOD LIFEフェア」内の特設エリアへの出展が可能だ。

「BIOFACH JAPAN」には国内外から120社の出展を予定しており、30~50代を中心とする首都圏消費者やバイヤーら計35,000人の来場を見込んでいる。朝日新聞社のWebメディア「SDGs Action!」でもオーガニック業界の情報を継続的に発信し、イベントへの機運を高めていく方針だ。