Fビレッジ、地域コミュニティの創出目指し街づくりプロジェクト始動

北海道日本ハムファイターズの本拠地である北海道ボールパークFビレッジが、2028年の新駅開業に向けて地域社会とのつながりや地域コミュニティを創出するため、「F VILLAGEとみんなで創る街づくりプロジェクト」を発足した。

このプロジェクトでは、地域で活動する企業や団体、行政、学校などが一体となり、それぞれが強い熱量とアイデアを持ち寄り、共同創造することで、街に多様な価値観や賑わいを創出し、コミュニティの活性化を図ることを目的としている。具体的には、「QOL(クオリティ・オブ・ライフ)×STREET」、「食×農×学び」、「関係人口×人材育成」など5つのテーマを掲げ、Fビレッジだけではなく北広島市およびその周辺に活動を広げる予定だ。

プロジェクトのコミュニティの名称は「Fビレッジと愉快な仲間たち」で、現在は法人のみの募集となっている。参加企業・団体は、石屋製菓株式会社、一般社団法人スポーツ環境デザイン研究所、株式会社クボタ、北広島市、北海道医療大学など多岐にわたる。

2023年1月には、Fビレッジに関わるパートナーを招いた街づくりワークショップを実施し、理想の街づくりのアイデアを絵にした「街づくりアイデアMAP」も作成された。

街づくりアイデアMAP

また、Fビレッジではランニングを通じたコミュニティ形成にも力を入れており、次回イベントとして7月6日に「モーニング&パンin Fビレッジ」を開催予定だ。

北海道ボールパークFビレッジは、2023年3月の開業以来、「共同創造空間」を掲げ、地域に開かれた街づくりを目指している。今回のプロジェクト発足により、より一層地域との連携を深め、魅力的な街づくりを進めていくことが期待される。