ジーマーミ豆腐はま、翻訳字幕ディスプレイVUEVO Displayを導入
ピクシーダストテクノロジーズは、沖縄県那覇市の第一牧志公設市場にある専門店「ジーマーミ豆腐 はま」に、リアルタイム翻訳字幕ディスプレイ「VUEVO Display」を導入した。同店では方言を自動翻訳する辞書登録機能を活用し、海外からの旅行者に沖縄の食文化や歴史を伝える接客を行っている。導入後は海外からの来店客によるまとめ買いなどが増加し、客単価の向上につながっているという。
対面での自然なおもてなしを目指し導入
沖縄県那覇市の第一牧志公設市場に店舗を構える「ジーマーミ豆腐 はま」は、四代にわたり落花生を原料とする郷土食「ジーマーミ豆腐」を手作りで作り続けている専門店である。同店では多様な国からの来店客が増加し行列ができるなか、限られた接客時間で歴史や食文化を丁寧に伝えたいという課題を抱えていた。
従来のスマートフォン向け翻訳アプリでは画面を見せ合う動作が必要となり、目線が外れ短文のやり取りにとどまる傾向があった。日本国内の顧客と同様に目を合わせたまま温かな接客を海外の顧客にも提供したいという考えから、VUEVO Displayの導入に至った。
方言「ジーマーミ」を落花生豆腐へ自動変換

VUEVO Displayは、話した言葉をリアルタイムで翻訳し、透明ディスプレイの両面に字幕として表示する機器である。スタッフと顧客がディスプレイを挟んで対面したまま、表情を見ながら会話できる特徴を持つ。
同店では店頭カウンターに設置し、沖縄方言の「ジーマーミ」を「落花生豆腐」へと自動翻訳する辞書登録機能を活用している。標準的な翻訳エンジンでは対応が難しい地域固有の語彙をあらかじめ登録することで、海外からの来店客に直感的に伝わる言語へリアルタイム翻訳し、接客の流れを止めることなく自然な会話を続けられる環境を整えた。
導入後は、商品の原料や製法、背景にある食文化を自然な会話のなかで伝えられるようになったことで、海外客によるまとめ買いや飛行機での持ち帰り需要が増加した。単品購入から複数購入やお土産としての購入へ広がり、客単価の向上という成果が出ている。
同店の担当者は、接客の流れを止めることなく自然なコミュニケーションを実現できているとしている。
ピクシーダストテクノロジーズは今後、地域の食文化を担う家業や専門店、公設市場の事業者などに向けてVUEVO Displayの展開を進め、多言語接客を通じたコミュニケーション環境の社会実装を推進する方針である。
企業概要
ピクシーダストテクノロジーズ株式会社
- 設立:2017年5月
- 代表取締役:落合 陽一、村上 泰一郎
- 所在地:東京都中央区八重洲二丁目2番1号
本記事はピクシーダストテクノロジーズ株式会社の発表をもとに作成
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



