喫煙者の57%が紙巻派、禁煙のきっかけは値上げ
株式会社しんげんが運営する主婦向け情報メディア「SHUFUFU」が、喫煙者200人を対象に「タバコ」に関するアンケート調査を実施した。調査の結果、現在吸っているタバコの種類については「紙巻タバコ」が57%と最多で、次いで「電子タバコ」が35.5%、「加熱式タバコ」が21%だった。
タバコを吸って最も美味しいと感じるタイミングは、「食後」が35%で1位となり、2位は「気分転換をしたいとき」の15.5%だった。また、現在の価格よりいくら値上がりしたら禁煙するかという問いでは、「500円」が22.5%で最多となり、次いで「200円」が18%という結果になった。
これまでに禁煙したいと思ったことがあるかどうかについては、73%が「ある」と回答。その理由としては、健康面や経済面での不安、妊娠・出産を機に禁煙したといった意見が挙げられた。一方、27%は「ない」と回答しており、ストレス解消の手段としてタバコが必要不可欠だと考えている人が多いようだ。
今回の調査から、喫煙者の間でも紙巻タバコが根強い人気を誇っていることがわかった。また、多くの喫煙者が禁煙を考えたことがあるものの、ニコチン依存症や精神的ストレスなどから、実際に禁煙に踏み切るのは難しいようだ。今後のタバコ価格の値上げが、喫煙者の禁煙のきっかけになるのか注目される。