リングスター、万博で使用の海洋プラ製かごを自治体や企業など4者へ引き渡し
工具箱メーカーの株式会社リングスターは、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の公式ライセンス商品会場内オフィシャルストアで使用された「対馬オーシャンプラスチックバスケット」を、4つの企業・自治体・団体へ引き渡すことを決定しました。万博の閉幕に伴い役目を終えたバスケットについて、使い捨てにせず耐久性を活かして継続して利用してもらうリユースの取り組みです。

万博ストアで使用されたバスケットを廃棄せず再利用へ


大阪・関西万博の会場内にある公式ライセンス商品オフィシャルストア計4店舗では、同社の「対馬オーシャンプラスチックバスケット(全2種)」合計1,200個がショッピングバスケットとして協賛・使用されていました。
同社は「再生プラスチックなのに、ずっと長く使える」をコンセプトに製品を開発しており、万博での役目を終えた後も廃棄せず次の場所で長く愛用されることを目指し、活動に共感した4つの引き渡し先へ提供することを決めました。なお、提供数量は返却時に破損したものを除いた数となっています。




4つの企業・自治体・団体への引き渡し内容
引き渡し先とそれぞれの活用方法、提供個数は以下の通りです。
- アドベンチャーワールド
ギフトショップでの買い物かごや飼育・バックヤードでの動物の食事運搬、パーク運営での書類整理や備品運搬に活用されます(提供数:TOP-370が192個、TOP-465が142個)。


- 奈良県生駒市
市内の幼稚園や保育園(なばた幼稚園、生駒台幼稚園、生駒幼稚園、俵口幼稚園、桜ヶ丘幼稚園、南こども園、ひがし保育園、中保育園、小平尾保育園)でおもちゃや教材の収納・運搬に使用されます(提供数:TOP-370が190個、TOP-465が62個)。
- 日本酒イベントKIGEN Japanese Sake Fest
事務局や運営、出店者の備品運搬・収納などに利用されます(提供数:TOP-370が10個、TOP-465が120個)。

- パタゴニア・インターナショナル・インク日本支社
日本全国のパタゴニア直営店舗での再利用が予定されています(提供数:TOP-465が347個)。
対馬オーシャンプラスチックシリーズの実績
長崎県対馬市には年間約2万〜3万立方メートルの漂着物が打ち寄せられ、処理費用は約2億8千万円に上るとされています。一度海に流出した海洋プラスチック(オーシャンプラスチック)は汚損によりリサイクルに時間とコストがかかる課題がありました。
リングスターでは2023年4月より、漂着するポリエチレン製の青いポリタンクなどを10%配合した収納ボックスやバスケットなどの「対馬オーシャンプラスチックシリーズ(全10種)」を販売しています。これによりこれまで約1691.5kgの海洋プラスチックを削減し、削減量に応じて合計約169万円を対馬市へ寄付した実績から、同市の比田勝尚喜市長より感謝状が贈られています。
会社概要
- 会社名:株式会社リングスター
- 代表者:代表取締役 唐金 吉弘
- 設立:1887年(明治20年)
- 所在地:奈良県生駒市北田原町1208-5
- 事業内容:工具収納用プラスチックケース・スチールケース・バッグ、アウトドア収納ボックス、釣具用タックルケースの製造および販売
本記事は株式会社リングスターの発表をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



