Makuakeが小型モビリティプロジェクト向けのアフターサポートを開始

株式会社マクアケが運営するクラウドファンディングプラットフォーム「Makuake」は、2024年3月7日より、小型モビリティプロジェクト向けのアフターサポートサービスを開始すると発表しました。

新たな取り組みとして、小型モビリティプロジェクトを対象に、故障時の問い合わせの一括受付やメーカー保証期間後の故障に関する一定期間の延長保証を行う「Makuakeアフターサポート」を開始。このサービスは、一部のプロジェクトから試験的に運用を開始し、2024年5月を目処に全面展開する予定です。さらに、将来的には他のジャンルにも同様の枠組みを広げ、より多くの挑戦と応援が生まれやすいサイト運営を目指す方針を明らかにしています。

プロジェクトを実施する事業者(以下、実行者)に対しても一定の条件を設け、それを満たす実行者を除き、本制度が適用されます。適用対象となったプロジェクトでは、実行者からのリターン配送後に発生する、サポーターへの対応をマクアケが支援し、サポーターの体験向上を目指します。

このサービスは、故障が発生した際のサポーターへの影響を最小限に抑え、カスタマーサポート体制や修理・整備体制の構築途中である実行者の対応をバックアップすることで、新しい挑戦をより一層後押しすることを目指しています。本制度の対象プロジェクトでは、リターンの本体価格と本制度利用料の合計金額をリターン価格として掲載し、応援購入時にまとめて決済する仕組みとなっています。

小型モビリティは、近年、「Makuake」内でも人気のジャンルの一つとして注目を集めています。特に、2023年7月の改正道路交通法の施行を機に、特定小型原動機付自転車(電動キックボード等)の利用が進んだことで、「Makuake」でもプロジェクト件数が増加傾向にあります。そして、この新ジャンルのプロジェクトに挑む革新的な実行者たちは、企業規模が小さいなどカスタマーサポート体制を構築途中の場合が多く、安全性が特に強く求められるジャンルにおいて挑戦を躊躇するケースも見受けられています。

マクアケは、今後も関係省庁や業界団体などと連携を強化し、新しい領域の健全な市場形成に貢献することで、生まれるべきものが生まれ、広がるべきものが広がり、残るべきものが残る世界を実現することを目指しています。小型モビリティプロジェクトを支援するこの新たなアフターサポートサービスが、挑戦する事業者と応援するサポーター双方にとって、より良い体験を提供することを期待しています。