nCino、日本市場専任プロダクトチームの体制拡充 ローカライゼーションを強化
クラウド型銀行業務ソリューションを提供するnCino株式会社は、米国本社のプロダクト組織内に日本市場専任のプロダクトポジションを新設し、「Japanプロダクトチーム」の体制を拡充したと発表しました。
この取り組みは、グローバルプロダクトマネジメントチームと協業して日本の銀行業務とプロダクト間のギャップを解消し、日本の金融機関が最新のイノベーションを活用しやすい環境の実現をめざすものです。
日本市場におけるローカライゼーションの課題
銀行業界においてグローバル展開されるクラウドソフトウェアを活用するには、言語対応だけでなく、融資商品や稟議ワークフロー、与信管理といった日本の金融機関特有の業務要件への対応が求められます。
しかし、こうした日本独自の要件はグローバル全体の開発優先度の中で後回しになりやすく、機能改善に時間を要するケースがありました。nCinoは日本専任の体制を強化することで、日本固有の要件を深く理解し、製品全体の改善と日本市場のニーズの両立を図るとしています。
Japanプロダクトチームが取り組む2つの柱
Japanプロダクトチームは、主に以下の2つの領域を中心に活動を展開します。
- グローバルリリースの日本市場への適合:グローバル展開と同時または近いタイミングで日本語の動作検証や日本の業務要件への対応を完了させ、新機能導入までのリードタイム短縮をめざします。
- 日本の要望を開発へ直結させるチャネルの確立:日本の金融機関からの機能改善要望をグローバルのプロダクトマネジメントチームに届ける専任窓口となり、グローバルの開発優先度に日本の要件を反映させる仕組みを構築します。
組織体制強化の狙い
nCinoは、単なる言語翻訳やUI調整にとどまらず、日本の銀行業務とのギャップを解消するために組織的な体制整備を進めています。
同社の代表取締役社長である野村逸紀氏は、各市場の業務を深く理解したローカライズが業務変革の本質的な価値につながるとし、日本市場のプロダクトチームへの投資を通じて最新のイノベーションを迅速かつ確実に活用できる環境を実現していく方針を示しています。
本体制の強化により、AIをはじめとする最新機能の迅速な利用環境や、日本固有の業務に対応した機能仕様の実現を見込んでいます。
nCinoの概要
nCinoは、融資のオンライン申し込みから審査稟議、案件作成までの一連の銀行業務を一気通貫で効率化するクラウド型ソリューションを提供しています。
- 会社名:nCino株式会社(米nCino, Inc. 日本法人)
- 所在地:東京都港区
- 代表者:代表取締役社長 野村 逸紀
- 実績:世界2,700以上の金融機関へサービスを提供
- 公式サイト:https://www.ncino.com/ja-JP
本記事はnCino株式会社の発表をもとに作成しました。
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