キカガク、JDLAのAIガバナンスC認証の取得支援サービスを開始
AI・データ活用人材育成事業を展開する株式会社キカガクは2026年9月3日、一般社団法人 日本ディープラーニング協会(JDLA)が運用するAIガバナンス認証制度「C認証」の取得を伴走支援するサービス「キカガクのC認証取得支援」の提供を開始した。
自社での先行認証取得の実務知見とAI人材育成のノウハウを組み合わせ、企業や自治体におけるAIガバナンス体制の構築から認証申請、取得後の全社浸透までを一貫して支援する。
高まるAIガバナンスの必要性とC認証の概要
2025年6月施行のAI推進法や、2026年3月に改訂された総務省・経済産業省の「AI事業者ガイドライン(第1.2版)」などにより、企業に求められるガバナンス水準が明確化しつつある。また、非公式ツールの利用(シャドーAI)や取引先への説明責任といった課題も顕在化している。
こうしたなか、JDLAは2026年8月4日にAIガバナンス認証制度「C認証(AI Governance Core Certification)」の運用を開始した。同制度は、AIを適切に管理・運用するための組織体制や仕組みが一定の基準を満たしているかを第三者が認証するもので、有効期間は2年間となる。審査では「利用するAIの把握」「リスク対応組織の設置」「リスクアセスメントの実施」「リスク対応の実施」の4つの中核指標が評価される。
自社の取得実績を生かした支援と教育体制

キカガクは、JDLAが公表した先行認証取得企業9社のうちの1社であり、企業の認証取得を支援する認定コンサルティング企業6社の1社として登録されている(いずれも2026年8月4日時点)。
支援内容としては、自社取得時に作成したAI一覧フォーマットや規程の雛形を提供し、利用AIの棚卸しやリスク評価、審査準備などを伴走する。また、オプションとして経済産業省「DXリテラシー標準」準拠の生成AIリテラシーアセスメントや、情報漏えい・著作権・ハルシネーション等のリスクを学ぶeラーニング教材による全社教育も提供する。
提供プランと標準スケジュール

初回キックオフから認証申請までの標準期間は約8週間(2か月)で、JDLAの審査期間(最短約1か月)を含めた認証取得までの目安は約3か月としている。
提供プランは、認証取得と体制の維持を目指すプラン、リテラシーアセスメントとeラーニングを組み合わせた定着プラン、AI CoE(全社推進組織)設計やAX戦略策定まで含むプランの3種類を用意している。最小構成での費用目安(税別)は、小規模(300名以下)が50万円から、中規模(301〜3,000名)が70万円から、大規模(3,001名以上)が90万円からとなっており、支援範囲や期間により変動する。なお、JDLAへ支払う審査料は別途必要であり、審査はJDLAが独立して実施するため認証取得を保証するものではないとしている。
株式会社キカガク 概要
- 代表者:代表取締役社長 大崎 将寛
- 設立:2017年1月17日
- 本社所在地:東京都渋谷区渋谷2-6-4 渋谷イーストプレイス4F
- URL:https://www.kikagaku.co.jp/
本記事は株式会社キカガクの発表およびJDLA等の公表情報をもとに作成しています。
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