ここいーよ、想いや声を未来へ遺す永活AIの提供開始 無償提供の希望者を募集
株式会社ここいーよは、余命宣告を受けた親などが自身の言葉や声、家族への想いをAIとの対話形式で未来へ遺すサービス「永活AI」の提供を開始します。サービスのプレリリースにあたり、幼い子どもを持ちながら余命宣告を受けた方などを対象に、無償提供希望者の募集を始めました。応募者を支援するため、一般社団法人 全国障害福祉事業協会によるクラウドファンディングの実施も予定されています。
写真や音声からAI人格を構築し双方向の対話を実現
永活AIは、本人の写真、動画、音声、エピソードなどに加え、人生で大切にしてきた考え方や価値観をもとにAI人格を構築するサービスです。
従来の写真や手紙、映像などの記録にとどまらず、家族が問いかけることで応答が返ってくる双方向の対話体験を提供します。これにより、将来子どもが人生の選択に迷った際などに、親が遺した言葉や考え方に触れることができる環境を目指します。
サービスでは利用者の心理的負担やプライバシーに配慮し、AIであることの明示や本人・家族の同意確認、写真や音声データの適切な管理を行うとしています。また、希望に応じた学習データや会話データの削除にも対応します。

難病を抱える開発者の原体験から誕生
本サービスは、指定難病を抱える開発者の下村俊樹氏の実体験から生まれました。下村氏は将来的に会話が困難になる可能性と向き合う中で、子どもたちに父親としての言葉や想いを遺したいと考え、自身の価値観を反映したAIの開発を始めました。
下村氏は、AIは人に代わるものではなく大切にしてきた言葉や価値観を未来へつなぐための技術であるとした上で、残された時間が限られている人たちにも選択肢を届けたいと述べています。
応募者支援に向けたクラウドファンディングを実施予定
プレリリースに伴う無償提供の募集では、幼い子どもを持つ余命宣告者や、病気などにより将来的な家族とのコミュニケーションが難しくなる可能性がある方などを想定しています。専用の応募フォームを通じて受け付けを行い、状況の確認などを経て支援方法が案内される予定です。
また、応募者が経済的な理由で利用を諦めることがないよう、一般社団法人 全国障害福祉事業協会が制作・提供費用を募るクラウドファンディングを実施する予定です。
2026年9月の展示会で初披露へ
永活AIは、2026年9月10日および11日に有明GYM-EXで開催される「第12回 エンディング産業展2026」に出展する予定です。会場ではサービスのデモンストレーションが行われ、リアルタイムな対話体験が公開されます。
- 会社名:株式会社ここいーよ
- 所在地:愛媛県松山市和泉北4丁目8-11
- 代表:清家 佐代
本記事は株式会社ここいーよの発表をもとに作成しました。
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