GSTR財団が創立。スポーツ・文化発展を目的に次世代育成支援
世代のスポーツアスリートやコーチングスタッフ、芸術アーティストの育成・養成を行うとともに、全世界向けのマーケティング・ブランディング・プロモーション活動を戦略的にサポートすることを目的とした、一般財団法人GSTR財団が創立された。
代表理事の高橋繁浩氏は、長年水泳活動に携わってきた経験から、五輪メダリストの岩崎恭子氏や中村真衣氏をはじめ、水泳界やスポーツ振興に携わる方々を理事に迎え、社会貢献を目指すという。
高橋氏は、日欧米のレースシーンで活動する若者たちと接する中で、世界レベルの人材には専門スキルに秀でるだけでなく、生活基盤や考え方に強さがあるという共通点を見出したという。GSTR財団では、単なる留学費用の支援ではなく、精神面での強さや柔軟さ、異文化理解などを日常として体感できる最長6年間の”留活”の機会を提供したいと考えている。
2021年の東京オリンピックは、コロナ禍による無観客開催となったが、アスリートの活躍には人を魅了する力があり、その魅力や感動の伝え方、支え方は様々だと高橋氏は述べている。また、スポーツや芸術・文化を通じて夢中になれることは、人生におけるWell-beingに繋がる取り組みだと考えている。
日本は超高齢化社会に突入しているが、将来を支える若者の育成は必須であり、中高年者にとっても生涯を通して活発でいられる環境が求められている。GSTR財団では、アスリートや芸術アーティスト、指導者等の育成事業を通じて、グローバルな世界で活躍できる人材輩出に繋げ、元気な日本社会の構築に貢献したいとしている。