あたまの健康チェックとVSRADの有意な関係を日米研究チームが初報告
セントケア・グループの株式会社ミレニアが提供する認知機能スケール「あたまの健康チェック®」と、脳の萎縮度合いを測定・評価する診断支援システム「VSRAD」との間に有意な関係があることが、日米研究チームによって初めて報告された。本研究成果は、学術誌「IBRO Neuroscience Reports」に掲載されている。
日米共同研究チームによる研究発表
今回の研究成果は、2006年に日本国内で初めて「あたまの健康チェック®」を社会実装した愛媛大学大学院医学系研究科の伊賀瀬圭二氏らによる日米研究チームにより発表された。
研究チームには、VSRAD開発医である松田博史氏や、「あたまの健康チェック®」(英名:MCI Screen)の開発医であるウィリアム・シャンクル(William Shankle)博士らが共著者として参加している。
掲載論文の概要
発表された論文の書誌情報は以下の通り。
- 論文名:Relation between voxel-based specific regional analysis system for Alzheimer’s disease (VSRAD) on 3-tesla MRI and cognitive performances: Practical application in clinical settings
- 掲載誌:IBRO Neurosci Rep. 2026 Jul 6;21:275–278.
- DOI:10.1016/j.ibneur.2026.06.018
認知機能スケール「あたまの健康チェック®」について
「あたまの健康チェック®」は、認知機能低下の訴えのない30歳から99歳までの健康な人を対象とした、国内初の認知機能スケールである。健常域における認知機能の状態を0から100の独自指標(MPI値)で定量的に経時評価できる。
一般的な評価法と異なり、検査者の職能や経験を問わず約10分という短時間で客観的な評価が行える点が特徴とされ、全国の健診施設や自治体、大学・研究機関、企業・団体などで採用されている。主な実績や採択歴は以下の通り。
- 2006年度:認知機能評価サービスの提供を開始
- 2016年度:AMEDの認知症予防事業「IROOP(アイループ)」における公式認知機能評価法に採択
- 2018年度:神奈川県「ME-BYO(未病)ブランド」に認定
- 2020年度:厚生労働省研究班による「自治体における認知症の予防に資する取組事例集」に社会実装事例が複数掲載
- 2022年度:本スケールを用いた新分析法が米ADNI研究の「Data Inventory」に収載
- 2023年度:本スケールを用いた自治体と医師会の連携事業が厚生労働省老健局長優良賞(自治体部門)を受賞
- 2024年度:全日本トラック協会発刊の「健康起因事故防止マニュアル」に掲載
提供元企業
本スケールを提供する株式会社ミレニアは、東京都港区東新橋に本社を置くセントケア・グループの企業である。
本記事は株式会社ミレニアの発表をもとに作成。
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