日本初の金属製デポジット型カード登場

ラグジュアリーカードが日本初の金属製デポジット型クレジットカードの発行を開始する。このカードは、通常の利用可能枠では満足できないアクティブな新富裕層から、スタートアップなどの挑戦フェーズの起業家まで、幅広いニーズに対応するものだ。

カードはMastercard最上位の「World Elite Mastercard」を採用し、日本初の縦型金属カードとなる。個人用カードと法人決済用カードの両方が用意されており、通常のラグジュアリーカードと同じ優待、サービス、体験を利用できる。

デポジット型クレジットカードは、契約前に保証金を預けることで、その金額を限度額(30万円から最大9,900万円まで)としてカードを利用できるシステムだ。日本政策金融公庫総合研究所の調査によると、開業費用の平均値は1,027万円とのことで、スタートアップの立ち上げやこれから事業拡大する経営者、またカード会社の初期与信枠に満足できない財力のある人々の高額決済ニーズに応えるものとなっている。

ラグジュアリーカードの会員の6割以上を経営者層が占め、特に20〜40代が約7割と若年経営者層の割合が高いのが特徴だ。同社は、スタートアップや近い将来に消費の中心を担う潜在富裕層のサポートに注力しており、様々なビジネスサービスを活用してビジネスの加速をサポートしていく考えだ。

ラグジュアリーカードの林ハミルトン代表取締役社長は、「会員の皆様のお声、ターゲット層のニーズにお応えする形で、新しい商品『デポジット型クレジットカード』をお届けできることになり、大変嬉しく思っております。今後もラグジュアリーカードの進化にご注目いただければ幸いです」とコメントしている。