髙松建設、フィリピン法人を通じて現地不動産大手と合弁会社を設立へ
髙松建設は、中長期的な成長戦略の一環として2026年5月4日にフィリピン現地法人「Takamatsu Philippine Corporation(TPC)」を設立した。同社はフィリピンの総合デベロッパー「Pueblo de Oro Development Corporation(PDO社)」と合弁会社設立に向けた株主間契約を締結し、2026年8月27日に調印式を実施した。新会社「Pueblo de Oro Takamatsu Development Corporation」は2026年9月上旬の設立を予定している。
進出の背景と目的


髙松建設は持続的な成長と新たな事業機会の創出を目指し、東南アジア市場への進出を検討してきた。人口増加や経済成長に伴い住宅・不動産開発などの事業機会が見込まれるフィリピンを、東南アジア展開の足掛かりの一つと位置付け、2026年5月からTPCを通じた活動を開始した。
総合不動産デベロッパーとして実績を持つPDO社との協業を通じて、現地の市場環境や商習慣、法規制に関する知見を蓄積し、事業基盤の構築を図る。合弁会社による不動産開発事業を通じて市場基盤を確立した上で、TPCは中長期的には投資事業に加え、建設業や新たな分野への展開も視野に入れ事業領域の拡大を目指すとしている。
両社の役割と期待されるシナジー
PDO社はフィリピン国内における経験とネットワークを活かして不動産開発をリードする。TPCは資本参加を通じて合弁事業を推進するとともに、現地ネットワークの構築や商習慣の習得を進め、日本で培った建設技術やノウハウの活用についても今後検討を進める。両社の強みを相互に補完することで、フィリピン市場における事業機会の創出と基盤強化を図る。
今後の展開
髙松建設は今回のフィリピンでの事業開始を海外展開の第一歩と位置付けている。現地パートナーとの連携を深めながらフィリピンでの事業領域を拡大し、持続的な事業成長と企業価値の向上を目指す方針だ。
関連会社および合弁会社の概要
現地法人ならびに合弁相手先、設立予定の合弁会社の概要は以下の通り。
Takamatsu Philippine Corporation(現地法人)
- 設立年月日:2026年5月4日
- 代表:髙鶴 仁志
- 資本金:150,000,000フィリピンペソ
Pueblo de Oro Development Corporation(合弁相手先)
- 設立年月日:1995年2月13日
- 代表:Rhoel Alberto B. Nolido
- 資本金:678,875,400フィリピンペソ
Pueblo de Oro Takamatsu Development Corporation(合弁会社)
- 設立年月日:2026年9月上旬(予定)
- 所在地:17th Floor, Robinsons Summit Center, 6783 Ayala Avenue, 1226 Makati City, Philippines
- 代表:Rhoel Alberto B. Nolido
- 資本金:10,000,000フィリピンペソ
- 出資比率:Pueblo de Oro Development Corporation 66.6%、Takamatsu Philippine Corporation 33.4%
本記事は髙松建設の発表をもとに作成。
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