2〜3割がサプリ摂取、美肌作りに効果的な食材は?
株式会社アースケアが20〜25歳の男女200名を対象に実施した「サプリメント」に関する調査によると、約20〜30%の人がサプリメントを飲んでいることが明らかになった。
サプリメントは医薬品ではなく、食事の代わりにもならないため、あくまで栄養摂取を補助する役割であることを認識しておく必要がある。美肌作りには食事を見直すことが大切だ。
肌荒れ防止やターンオーバーを促すためには、細胞の材料となるたんぱく質を摂取することがポイントで、肉や魚、卵などを積極的に食べるべきだ。また、うなぎや卵、人参、ほうれん草などに含まれるビタミンAも皮膚や粘膜の健康維持に重要な役割を果たす。
そして腸内環境改善には、カリウムと食物繊維が効果的。カリウムはキウイやバナナなどに多く含まれ、食物繊維には水溶性と不溶性の2種類がある。水溶性食物繊維は果物類、きのこ類、海藻類に、不溶性食物繊維は豆類やごぼう、サツマイモなどに含まれており、バランスよく摂取することが大切だ。
アンチエイジングや美肌づくりには抗酸化作用がポイントとなる。フルーツからビタミンC、ナッツ類からビタミンEを積極的に摂り、人参やかぼちゃ、ほうれん草などの色の濃い野菜に含まれるベータカロテンも役立つ。ベータカロテンは体内でビタミンAに変わるため、ビタミンA不足も補える。さらに、プルーンやリンゴに含まれるポリフェノールにも抗酸化作用がある。
これらの食材をバランスよく摂取することが理想的だが、難しい場合はサプリメントで補うことができるだろう。