入退場の変化を実感した人は15.4% 最も使いやすい方法は物理的な鍵が最多
株式会社NEXER Groupと株式会社ナック電子は、全国の男女500名を対象に実施した「入退場手段の変化に関する意識調査」の結果を公表しました。過去10年で自宅や職場などの入退場方法が変わったと実感している人は15.4%にとどまり、最も使いやすい出入り方法としては「物理的な鍵」が最多となりました。調査では、利便性の向上を求めつつも、トラブル時に備えた代替手段を重視する利用者の意識が浮き彫りになっています。
過去10年で入退場方法の変化を実感した人は15.4%
過去10年ほどを振り返り、自宅や職場、よく利用する施設などで入退場の方法が変わったと感じたことがあるかを尋ねたところ、「ない」が84.6%を占め、「ある」と回答した人は15.4%にとどまりました。
変化を感じたことがあると答えた人に具体的な内容を聞いたところ(複数回答)、「物理的な鍵から、暗証番号やカードに変わった」が44.2%で最多でした。次いで「受付での有人対応が、機械での手続きに変わった」が33.8%、「ICカードから、顔認証に変わった」と「QRコードやアプリでの入場が増えた」がそれぞれ20.8%となりました。


最も使いやすい方法は「物理的な鍵」が最多

現在最も使いやすいと感じる出入りの方法については、「物理的な鍵」が36.2%で最も多く、次いで「ICカード・キーカード・社員証」が16.8%、「顔認証」が11.0%と続きました。

その方法を使いやすいと感じる理由(複数回答)としては、「操作が簡単で手間がかからないから」が53.6%で過半数を占め、「使い慣れていて安心できるから」が21.6%、「かざす・触れるだけで素早く通れるから」が18.4%となりました。

鍵やカード、スマートフォンなどが原因で建物や部屋に入れずに困った経験については、「ない」が89.0%、「ある」が11.0%でした。トラブルの具体例としては、鍵の紛失のほか、カードキーの反応不良、指紋認証のエラー、電波状況の悪化によるQRコードの表示不具合などが挙げられました。

これからの時代における出入り方法の希望(複数回答)を聞いたところ、「今のままで特に変わらなくてよい」が35.6%で最多となった一方、「鍵やカードを持ち歩かず、手ぶらで通れるようになってほしい」が25.2%、「顔認証など、生体認証がもっと広がってほしい」が19.8%となりました。また、「物理的な鍵も選べる状態を残してほしい」(15.0%)や「電池切れや通信障害のときでも使える仕組みにしてほしい」(13.6%)といった、障害時の備えを求める意見もみられました。
調査概要
- 調査手法:インターネットアンケート
- 調査期間:2026年8月24日~8月28日
- 調査対象:全国の男女
- 有効回答数:500サンプル
本記事は株式会社NEXER Groupと株式会社ナック電子(https://www.nucel.co.jp/)の発表をもとに作成しました。
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