中部国際空港、国際イベントの料理を担うシェフ向けに発酵食文化視察の第2弾を実施
愛知「発酵食文化」振興協議会の後援を受け、中部国際空港株式会社は2026年8月30日、知多半島で「発酵食文化視察 第2弾」を実施しました。中部地域で開催される国際スポーツイベントや国際会議などのメニューにおける発酵食の活用促進と、文化の理解促進および魅力発信を目的としています。2026年6月に実施された第1弾に続く取り組みです。

10カ国以上のシェフら約30名が参加




視察には、国際スポーツイベントなどで食事提供を担うGlobal Hospitality Group Japan株式会社(GHG)のシェフ責任者をはじめ、選手や大会関係者向けの料理を調理・提供するシェフや関連スタッフ約30名が参加しました。参加者の出身はトルコ、イギリス、オーストラリア、ブラジルなど10カ国以上にわたり、日本への訪問や名古屋めしの調理が初めてというシェフも多く含まれていました。

世界各地のスポーツイベントで食事提供を担ってきた若手シェフらが、知多半島の醸造現場を訪問し、生産者との交流や調味料の試飲を通じて愛知県の発酵食文化を五感で体感しました。




伝統の醸造蔵見学と調味料の飲み比べ
参加者は味噌やたまり醤油の醸造蔵である丸又商店や伊藤商店を訪れ、豆味噌が約3年かけて熟成される工程や、たまり醤油の製法、蔵付きの菌や桶による風味の違いについて職人から説明を受けました。100年以上の歴史を持つ木桶や樽、重石として積まれた石などにも関心が寄せられ、木桶の維持管理や材質による風味の違いについて質問が相次ぎました。
その後、半田赤レンガ建物へ移動し、味噌やたまり醤油の飲み比べ、米酢と粕酢の比較試飲、みりんと煮切りみりんのテイスティング、豆味噌を使った味噌汁の試飲を行いました。昼食には、地域の発酵調味料と地元食材を活用した特別メニューが提供され、食材と調味料の生かし方を学びました。
GHGのヘッドシェフを務めるウィル・ライト氏は、味噌の甘みと塩味を生かしたデザートへの活用可能性に触れつつ、現地で学んだ食文化や調味料の魅力を世界各国の選手や関係者へ料理とともに伝えたいとコメントしています。また、中部国際空港の地域ブランド共創室のテイ・カーニン氏は、蔵元との交流を通じて歴史や職人の想いに関心が向けられたことに触れ、今後の料理提供や世界への発信につながることに期待を示しました。
国際イベントの選手村食堂で名古屋めしを提供予定
GHGによると、2026年9月に愛知県で開催される国際イベントの選手村食堂において、きしめん、手羽先、味噌カツ、天むす、味噌田楽、味噌煮込みうどんなどの名古屋めしが提供される予定です。調理には愛知県産の味噌、醤油、みりん、酢などの発酵調味料も活用される見込みとなっています。
中部国際空港は、今後も地域の玄関口として連携を図り、魅力の発信や食を通じた観光振興、地域ブランド力の向上に取り組む方針です。
中部国際空港株式会社 会社概要
- 会社名:中部国際空港株式会社
- 所在地:愛知県常滑市セントレア一丁目1番地
- 設立:1998年5月1日(1998年7月1日に中部国際空港の事業主体として国の指定会社となる)
- 代表者:代表取締役社長 籠橋 寛典
- 主な事業内容:中部国際空港および航空保安施設の設置・管理、旅客・貨物取扱施設等の建設・管理、付帯事業
- 従業員数:293名(役員含む、2026年4月1日現在)
- 公式サイト:https://www.centrair.jp/corporate/
本記事は中部国際空港株式会社の発表をもとに作成しました。
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