モルフォとAstemo、SDV向けカメラ技術領域で共同開発を開始
株式会社モルフォとAstemo株式会社は、ソフトウェア・デファインド・ビークル(SDV)に関するカメラ技術領域において共同開発を開始すると発表した。両社が培ってきた技術を融合し、次世代の自動車プラットフォームに向けた研究・開発を進める。
共同開発の背景と両社の強み
自動車業界では、車両の価値がソフトウェアによって定義・更新されるSDVへの移行が進んでいる。こうした環境下で技術的な協議や検討を重ねてきた両社は、それぞれの強みを活かした開発体制の連携を深め、共同研究・開発を行うことで合意した。
Tier-1サプライヤーであるAstemoは、足回り技術やブレーキ、ステアリングなどのハードウェア資産を有し、高度なソフトウェアやAIと組み合わせた安全性・信頼性の高い技術を提供している。一方のモルフォは、最先端のAI・画像処理技術の研究開発に加え、ハードウェアや半導体への組み込み実装力を持ち、車載AD/ADAS向け開発実績は10年以上、開発テーマ数は約100に及ぶ。
共同開発の主なテーマ
主たる共同開発テーマとして、SDVの進化に重要なカメラセンシング領域を設定している。具体的には、走行環境や乗員の状態把握に必要なAIアルゴリズムとその軽量実装を掲げ、両社の技術を融合させることで安全・安心なモビリティ社会の実現に取り組むとしている。
両社関係者のコメント
AstemoのDeputy CTO 兼 技術開発副統括本部長である工藤真氏は、モルフォのAI・画像処理技術と同社の画像処理・車両制御技術を組み合わせることで、SDV時代に求められる高度なセンシングソリューションの実現に向けて前進できるとし、高いシナジーを活かして安全・安心なモビリティ社会の実現に貢献していく姿勢を示した。
モルフォの代表取締役社長 兼 CEO & CTOである平賀督基氏は、10年以上にわたる車載AI・画像処理技術の蓄積をSDVプラットフォームへ展開する重要な一歩であるとし、Astemoのハードウェア技術と自社のAI・ソフトウェア技術を融合させることで、次世代のセンシングソリューション創出と自社の事業成長を推進していくと述べている。
両社の概要
- Astemo株式会社
- 所在地:東京都千代田区大手町二丁目2番1号 新大手町ビル
- 代表者:代表取締役 社長&CEO 井上 勝史
- 資本金:1,291億円
- 事業内容:自動車部分品及び輸送用並びに産業用機械器具・システムの開発、製造、販売及びサービス
- URL:https://www.astemo.com/jp/
- 株式会社モルフォ
- 所在地:東京都千代田区神田錦町 2-2-1 KANDA SQUARE 11階WeWork内
- 代表者:代表取締役社長 平賀 督基
- 設立:2004年5月26日
- 資本金:100,000千円(2026年4月1日現在)
- 事業内容:画像処理およびAI技術の研究・製品開発、ソフトウェア事業の展開
- URL:https://www.morphoinc.com/
本記事は株式会社モルフォの発表をもとに作成。
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