ペンタセキュリティ、D.AMO KE-LNXで大規模NFS・Samba環境に対応
情報セキュリティ企業のペンタセキュリティ株式会社(日本法人代表取締役社長:陳 貞喜)は、Linuxサーバー向けファイル暗号化ソリューション「D.AMO KE-LNX」の機能を拡張した。今回のアップデートにより、大規模なネットワークファイルシステム(NFS・Samba)環境への対応が可能となった。
大規模ネットワークファイルシステムへの対応を追加
個人情報漏えい事故の多くは、システム内の暗号化されていないログや長期間放置された休眠データ、暗号鍵管理の不備といったセキュリティの死角で発生している。侵入された際のリスクに備え、情報流出被害を防ぐデータ中心のセキュリティ戦略への転換が求められている。
今回のアップデートでは、NFSやSambaといった大規模なネットワークファイルシステム環境への対応が追加された。暗号化に伴う負荷(オーバーヘッド)を最小限に抑え、非暗号化環境と同等の処理性能と高いシステム可用性を維持するとしている。
D.AMO KE-LNXの主な機能
D.AMO KE-LNXには、以下の主要機能が備わっている。
- すべてのログの暗号化:暗号化・復号の作業ログを含むすべてのログデータを暗号化し、外部に持ち出された場合でも平文(テキストデータ)の取得を防止する。
- 休眠データの暗号化:長期間放置された休眠データや過去の不要なデータを暗号化し、セキュリティの死角を排除する。
- 安全な復号履歴管理:復号履歴を記録・保持し、事後のセキュリティ監査やログ追跡のための根拠として活用する。
耐量子計算機暗号への対応と今後の展望
D.AMOは2004年に韓国で初めて商用化されたデータ暗号化プラットフォームで、金融機関をはじめとする多様な業界で採用されている。米国NIST標準の耐量子計算機暗号(PQC)および韓国の耐量子計算機暗号アルゴリズム(KPQC)に対応しており、従来の暗号化体系と並行運用できるハイブリッド構造を実現している。
同社は、攻撃対象となり得る死角をなくし、データが流出しても解読できない構造を提供することで、企業のデータ統制権維持に貢献していくとしている。
会社概要
ペンタセキュリティ株式会社
- 本社:韓国ソウル(日本法人代表取締役社長:陳 貞喜)
- 事業内容:データ暗号化プラットフォーム「D.AMO」、クラウド型セキュリティプラットフォーム「Cloudbric」、認証セキュリティなどの提供
- URL:https://www.pentasecurity.co.jp/
本記事はペンタセキュリティ株式会社の発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



