埼玉県酒造組合ら、農家や酒蔵が集う田んぼサミット開催 県産米活用認証制度へ
埼玉県酒造組合とMiss SAKE埼玉大会の運営を手がける株式会社Fam Lab.は、農家や酒蔵、行政関係者らが集う交流イベント「田んぼサミット」を8月17日に開催した。

埼玉県内で生産される米の魅力発信を目指す「埼玉県産米活用認証制度企画」の一環として実施された取り組みで、関係者が生産現場を訪れて学びや交流を深める場となった。
生産現場の視察や新認証制度の共有を実施




当日は参加者がバスで移動し、水田の現地視察からスタートした。その後アスタホールへ移動し、加須市の増田浩之副市長による挨拶に続き、埼玉県酒造組合の滝澤英之副会長から「彩SAKE AGRI認証」についての発表が行われた。




さらに、埼玉県産業技術総合センター北部研究所の食品・バイオ技術担当主任である齋藤健太氏による酒米や米づくりに関する勉強会が実施されたほか、日本酒の試飲会や酒米の食べ比べを通じて、参加者同士が今後の連携に向けた意見交換を行った。

農家と酒蔵による初の本格交流に期待
参加した加須市酒米生産者協議会事務局長の松本愼一氏は、県内各地の酒蔵が参加して交流するのは今回が初めてであるとし、暑さに強い新品種への期待を示すとともに、山田錦や五百万石、美山錦の生産を通じて産地の発展に努める決意を述べた。
埼玉県酒造組合副会長の滝澤英之氏は、酒米生産協議会との本格的な交流は初の試みであり有意義な意見交換ができたとした上で、今後は県産米や埼玉酵母を使用した県産酒を3区分に分ける「彩・SAKE AGRI認証制度」を設け、県産米と県産酒の普及や酒米農家との交流を深めていく意向を示した。
勉強会や酒蔵見学など段階的な展開を予定
今後の取り組みとして、10月ごろに川越で「さけ武蔵勉強会」、11月ごろに加須で「酒米勉強会」の開催が予定されている。また、11月から12月にかけては農家を対象とした酒蔵見学を実施し、現場への理解促進と交流の継続を図る方針だ。
さらに翌年2月には大宮でのイベント開催を予定しており、認証制度の発表とあわせた販売促進につなげていくとしている。
本記事は埼玉県酒造組合および株式会社Fam Lab.の発表をもとに作成。
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