2024年度みらい甲子園 第1弾開催エリア発表
2024年度の「SDGs QUEST みらい甲子園」の第1弾開催エリアが発表された。この大会は、高校生がSDGsの目標達成に向けたアクションアイデアを競うコンテスト。
今年で6回目を迎える「SDGs QUEST みらい甲子園」は、北海道から沖縄県までの全国19エリア(33都道府県)の4,898校の高校生を対象に、9月から募集を開始する予定だ。参加者は、環境問題や社会問題について主体的に課題を探究し、チームを組んで解決策を発表する。
昨年度は7,255名の生徒がエントリーし、様々なアイデアが集まった。受賞チームのアイデアは、「2030探究新聞」として発行され、対象エリアの全高校に配布されている。また、企業や団体のサポートを受けて、アイデアを実現したチームもあるという。
本大会は、SDGs有識者等で構成される実行委員会と地元メディアが共催し、国連広報センターや自治体、教育委員会の後援のもとで開催される。応募要領は公式サイトから確認できる。
昨年度の各エリア最優秀賞受賞の19チームは、6月29日・30日のオンライン全国交流会に参加。さらに、高校生審査員に選ばれた複数チームは、8月8日の「SDGs QUEST みらい甲子園 Future Session」に招待される。2025年には大阪で開催される日本国際博覧会での全国交流大会開催を目指している。
本大会は、高校生が実践的なスキルや能力を獲得し、社会やビジネスの課題に対処する能力を育成することを重視している。参加者にとって、自己実現や社会貢献のための力を伸ばし、意味のある学びを提供する革新的な教育モデルを目指している。
2024年度の開催エリアは、北海道、岩手県、南東北、茨城県、埼玉県、千葉県、神奈川県、東京都、甲信越、東海、関西、山陰、広島県、山口県、九州北部、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県の19エリア。
本大会には、立教大学名誉教授の阿部治氏や、一般社団法人エシカル協会代表理事の末吉里花氏など、各界の有識者がアドバイザーとして名を連ねている。また、サントリーホールディングス株式会社とMIRARTHホールディングス株式会社がオフィシャルスポンサーとして支援する。