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エコモット、AI道路点検Miruroadを9月1日より正式リリースへ

IoTソリューションを手がけるエコモットは、通信型ドライブレコーダーの走行映像をエッジAIで解析・管理する道路点検ソリューション「Miruroad(ミルロード)」を、2026年9月1日より正式リリースする予定です。2026年3月のプレリリース以降、北海道内の道路巡視業務で運用検証を重ねて機能改善を進めてきました。

日常走行を点検データ化し維持管理を効率化

Miruroadは、道路巡視や除雪、清掃などの日常的な走行映像をAIが自動解析することで、ポットホールや舗装劣化の早期発見につなげるシステムです。走行映像と解析結果をクラウド上に継続保存するため、事故や道路損傷が発生した前後の状況を時系列で確認でき、原因究明や損害賠償対応の裏付け資料としても活用できます。

データ取得からAI解析、クラウド共有、補修判断までを一気通貫で支援し、情報共有のタイムラグ解消と業務省力化を図ります。先行導入ユーザーからは、データ取り込み作業の削減や補修指示のペーパーレス化、道路データプラットフォーム「xROAD」準拠のデータ出力による業務連携のしやすさなどが評価されているとしています。

国土交通省中部地方整備局の現場試行で評価Aを獲得

Miruroadは、国土交通省中部地方整備局が実施したニーズ・シーズマッチングの現場試行評価において、総合評価で「NETIS登録に十分な技術である」との評価を受けました。

従来の目視巡回と比較し、経済性、品質・出来形、施工性の各項目で最高評価の「評価A」を獲得しています。同局の評価報告書では、労務コストの削減や点検品質の均一化などが評価され、実用段階であり提供可能であるとされています。

正式版で二要素認証とWeb UI設定機能を追加

正式リリース版では、自治体や官公庁での実務運用を見据えた2つの新機能が追加されました。

  • 二要素認証の実装:厳格な情報セキュリティ要件に対応し、重要データの安全な管理環境を構築
  • 設定値管理機能のWeb UI化:ボンネットの映り込み除外など車両ごとの解析対象領域設定を、Web画面上のドラッグ&ドロップ操作で完結できるように改善

また、実運用データの蓄積によりAIモデルの高度化が進められ、ひび割れの検知性能も向上しています。

提供価格と今後の展開

Miruroadの正式リリース版は、初期費用(機器費用)が1台あたり税別30万円、システム利用料が1台あたり月額税別8.3万円(通信費込み)で提供されます。計測距離や静止画アップロード容量は無制限で、ひび割れ率、IRI、ポットホールの解析が含まれます。

エコモットは今後、新技術情報提供システム「NETIS」への登録を目指すとともに、中部地方整備局管内の東海エリア(愛知県・岐阜県・静岡県・三重県)での展開を加速させ、全国の道路管理者や自治体への導入拡大を進める方針です。

  • 所在地:北海道札幌市中央区北1条東1丁目2番5号 カレスサッポロビル 7階
  • 代表者:代表取締役 入澤拓也
  • 設立:2007年2月
  • 資本金:6億1,796万円(2025年8月末現在)
  • 事業内容:IoTソリューションの企画および端末製造、通信インフラ・アプリケーション開発、クラウドサービスの運用・保守

本記事はエコモット株式会社の発表をもとに作成しました。

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