バスキュール、AIパペットと三田麻央共演のラジオ特番をラジオ日本で放送へ
株式会社バスキュールは、2026年9月6日25時よりラジオ日本にて、フィジカルAIを活用したテスト特番「ラジオ変声期」を放送する。パーソナリティを務める元NMB48の三田麻央が、自身の声をモデルにしたAIボイスで会話する2体のパペットと共演する。本番組は10月以降のレギュラー化を見据えて企画された。

三田麻央の声を学習した2体のAIパペットが登場

番組に登場するパペットは、昭和で時間が止まった小学5年生の男の子「昭ちゃん」と、令和を生きる女子高生「令ちゃん」の2体となる。2体は生成AIによって会話を行い、その感情がロボットアームの動きとして表現される。
昭ちゃんと令ちゃんの声は、いずれも三田麻央本人の声をモデルにしたAIボイスが採用されている。パーソナリティは3人であるものの声の出どころは1人という構成で、リスナーから寄せられた悩みにそれぞれの時代感覚で答え、相談者に贈る楽曲を選曲する。
音声のみを届けるラジオにおいて、パペットはリスナー向けではなく、三田が目を見て会話するための演出装置として導入された。AIパペットの発言内容は三田自身も事前に把握しておらず、声を分けた本人がその声に驚かされるという状況を生み出す狙いがある。
バスキュールは、人間の共演者を置き換えるのではなく、AIだからこそ存在できる共演者を新たに創出することを目的としている。自社の可能性を試す実験場として番組を企画・提供しており、番組内での自社CMは放送されない。
関係者が語るAIとラジオの新たな可能性
バスキュール代表取締役の朴正義は、AIによって変化する過渡期の状況を声変わりに例え、変わりゆく途中の声を愛すべき対象として楽しみたいとしている。ラジオ日本代表取締役社長の髙橋洋一は、音声メディアにおけるAIとの共演について、ラジオの新たな可能性を感じてもらいたいと述べた。
番組MCを務めた三田麻央は、AIパペットを通して表情やキャラクターが見える感覚があり純粋に会話を楽しめたとし、レギュラー化への期待を示している。また、開発を担当した同社エンジニアの桟義雄は、身体があることでAIのズレが笑いに変換される点に触れ、人間らしさとAIの特徴が合わさる面白さに言及した。
放送概要
- 番組名:ラジオ変声期
- 放送局:ラジオ日本(FM92.4kHz/AM1422kHz/radiko)
- 放送日時:2026年9月6日(日)25時
- radikoタイムフリー配信:2026年9月7日(月)
- Podcast配信:2026年9月14日(月)
- 出演:三田麻央、昭ちゃん、令ちゃん
- 提供・企画・技術開発:株式会社バスキュール
※10月以降のレギュラー放送を見据えたテスト特番。
本記事は株式会社バスキュールの発表をもとに作成。
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