トルアス、生前映像を無償制作する鹿児島市CF型ふるさと納税の寄附受付を開始
鹿児島市で映像制作などを手がける合同会社トルアスは、2026年9月1日、生前メッセージ映像を無償で制作・提供するプロジェクト「今を贈る」の寄附受付を開始しました。鹿児島市のクラウドファンディング型ふるさと納税を活用し、11月30日まで受け付けます。目標金額は300万円に設定されています。

「今を贈る」は、鹿児島市の「令和8年度 地域課題解決ビジネス支援事業補助金」採択事業です。病気により残された時間が限られている人や、経済的な事情がある家庭を対象に、生前メッセージ映像のヒアリングから撮影、編集、納品までを完全無償で行います。

ふるさと納税の仕組みを利用しているため税控除の対象となり、300万円の目標達成で8〜12家庭への提供と長期保管基盤の整備を目指します。段階的な目標として、30万円で最初の人へ届ける準備が整い、50万円で2〜3家庭、150万円で4〜6家庭への提供が可能になるとしています。

無償制作に取り組む背景と対象者

同社は終活映像サービス「結い言」を運営していますが、通常は10万円以上の制作費がかかるため、住民税非課税世帯や余命を告げられた人にとっては負担が大きいという課題がありました。声や表情が記憶から薄れてしまう前に、映像を残す選択肢を届けにくい人へ提供することを目指しています。


対象となるのは、病気などで余命を告げられている人や、住民税非課税世帯など経済的事情により制作が難しい家庭です。対象者の選定は地域包括支援センターや在宅医療、社会福祉協議会などの関係機関と連携して進められるほか、本人や家族からの直接相談も受け付けます。

寄附金の使途と今後のスケジュール
集まった寄附金は、鹿児島市を通じて補助金として交付され、撮影や編集の外部スタッフ費、訪問機材費などの実動費、映像の長期保管基盤、広報費、効果検証や成果報告の費用に充てられます。
寄附受付は2026年11月30日まで行われ、無償制作は2026年12月から2027年3月にかけて順次実施されます。2027年春には寄附者への成果報告が予定されています。代表社員の大平健人氏は、声を家族に残す選択肢を最も必要としている人に届けるため協力を呼びかけています。
合同会社トルアスの概要
- 会社名:合同会社トルアス(TORUAS LLC)
- 所在地:鹿児島県鹿児島市易居町1番2号 鹿児島市役所みなと大通り別館6階6号室
- 代表者:代表社員 大平健人
- 事業内容:映像制作、ライブ配信、終活映像サービス「結い言」の運営
本記事は合同会社トルアスの発表をもとに作成しました。
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