小学生の頃に頑張るべき教科は? 英語と算数が1位に
株式会社レビューが運営する情報メディア「さぶろぐ」は、全国の20代以上の男女100人を対象に「小学生の時にもっとがんばっておけばよかった教科」についてのアンケート調査を2024年5月に実施した。
調査の結果、1位は「英語」と「算数」で、それぞれ23.0%の支持を得た。英語については、社会に出てからの仕事の幅が広がるスキルであり、小学生の時期に苦手意識を持ってしまうと後々まで影響すると考える人が多かった。算数は、中学校以降の数学の基礎となる教科であり、小学生の頃にしっかりと身につけておくべきだったと感じている人が目立った。
3位は「国語」で、社会人になってからコミュニケーション力を高めるために必要不可欠な教科だと考える人が多数を占めた。4位の「家庭科」は、裁縫や料理など実生活で直接役立つ内容が学べる教科として支持された。
5位以下は、「社会」「理科」「体育」「道徳」と続いた。社会は歴史や公民など、大人になってから必要となる知識が多く含まれている教科だと認識されている。理科は、小学生の頃に興味を持って学んでおけば、理数系の分野で活躍できたかもしれないと考える人もいた。
体育は、運動能力を高めることで学校内での立場が良くなったり、体力づくりに役立ったりすると考えられている。道徳は8位だったが、人の心や気持ちを理解する力を養うために、小学生の頃にもっと深く学ぶべきだったという意見もあった。