メディプラス製薬、独自成分OFCを化粧品原料として26年9月1日より販売へ
オゾンの応用開発を手がける株式会社メディプラス製薬は、独自成分「オゾン化機能性コンプレックス(OFC)」を、化粧品メーカーやOEM・ODM企業、原料商社などの法人向け化粧品原料として2026年9月1日より国内外で販売を開始する。

同社は国内自社工場「オゾネーションラボ」の生産・供給体制を増強し、外部への原料供給を開始する予定としている。
原料提供の背景と経緯
メディプラス製薬は1973年の創業以来、医療や歯科領域を中心にオゾン活用技術「オゾネーション」の応用研究を進め、独自成分であるオゾン化機能性コンプレックスを開発してきた。特許取得や学術発表を行いながら、抗菌性や皮膚バリア、炎症関連指標などの研究を蓄積している。
化粧品分野では、2023年にグループ会社メディプラスの製品「メディプラスゲル」へ初めて配合された。近年の研究で皮膚の恒常性維持やバリア機能に関わる可能性が示唆されたことや、国内外の化粧品メーカー等からの原料供給に関する相談が増加したことを受け、今回の外部提供に至ったとしている。
OFCは、酸素に電気エネルギーを与えてオゾンを生成し素材と反応させる同社独自の製法技術「オゾネーション」を用いて製造される。反応性が高く不安定なオゾンをグリセリンと反応させることで、安定した状態で活用できるようにした。
原料には酸素とRSPO認証(マスバランス)のグリセリンを用いており、環境負荷にも配慮した設計となっている。抗菌性、皮膚バリア、炎症関連指標、細胞外マトリクス関連指標などに関する研究知見を基盤に、さまざまな化粧品カテゴリーへの処方展開が検討されている。
研究開発と学術誌への掲載
2026年3月には、ジュゼッペ・ヴァラッキ教授らによるOFCに関する研究成果が査読付き学術誌『Cosmetics』に掲載された。また、米国の化粧品業界専門メディア『Cosmetics Design USA』でも研究内容が紹介されており、皮膚の恒常性維持との関連性が示唆されている。
原料概要と会社概要
原料の概要および同社の概要は以下の通り。
- 原料名:オゾン化機能性コンプレックス(Ozonated Functional Complex)
- INCI名:Ozonized Glycerin
- 成分表示名称:オゾン化グリセリン
- 販売開始日:2026年9月1日
- 販売対象:国内外の化粧品メーカー、OEM・ODM企業、原料商社などの法人
株式会社メディプラス製薬(本社:東京都渋谷区恵比寿、代表取締役:内田恭平)は1973年3月創業、資本金4800万円で、化粧品原料の製造販売を行っている。
本記事は株式会社メディプラス製薬の発表をもとに作成。
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