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新潮QUEで塩野七生のローマ人の物語第3巻勝者の混迷が期間限定で読み放題に

新潮社は、5月に開設した情報・教養系オンラインメディア「新潮QUE」にて、作家の塩野七生氏による代表作「ローマ人の物語」の第3巻『勝者の混迷』の期間限定読み放題を開始した。「新潮QUE」の有料会員は、配信中の第1巻『ローマは一日にして成らず』および第2巻『ハンニバル戦記』とあわせて閲覧できる。

共和政ローマの混迷を描く『勝者の混迷』

『勝者の混迷』は、ハンニバル戦争で勝利を収め地中海世界の覇権を握ったローマがたどった、紀元前2世紀半ばから前1世紀初頭までの内部崩壊の過程を描いた作品である。

作中では、カルタゴとコリントの滅亡、グラックス兄弟の改革と挫折、マリウスの軍制改革、同盟戦争、スッラの独裁などが取り上げられている。外敵の消滅や属州からの安価な穀物・労働力の供給に伴う中小自作農の没落といった社会構造の変化を通じ、勝利がもたらした組織の崩壊とそこからの立ち直しが描かれている。

全世界1800万部超の歴史大作「ローマ人の物語」

「ローマ人の物語」は、他民族に比べ知力や体力、技術力、経済力で劣るとされたローマ人が世界帝国を繁栄させた理由に迫り、塩野氏が15年をかけて執筆した全編にわたる歴史シリーズである。

本作は英語、簡体字版、繁体字版、韓国語などに翻訳され、全世界で累計1800万部を超えるベストセラーとなっている。著者の塩野氏は1992年から2006年にかけて同シリーズを執筆し、新潮学芸賞や司馬遼太郎賞を受賞したほか、2023年には文化勲章を受章している。

「新潮QUE」は、問う力を養うことを掲げた情報・教養系のサブスクリプションサービスである。識者による記事のほか、厳選された電子書籍や教養動画、「週刊新潮」電子版の先行配信、会員制サイト「Foresight」の閲覧、思索を記録する「マイノート」機能などが提供されている。

同サービスの利用プランは以下の通りである。

  • プレミアムプラン:月額2,400円(税込)
  • プレミアム+プラン:年額24,000円(税込)
  • 国際+Foresightプラン:月額800円(税込)

なお、企業向けの法人プランも用意されている。

本記事は新潮社の発表をもとに作成。

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