富樫勇樹、千葉ジェッツと4年契約

株式会社千葉ジェッツふなばしは、Bリーグに所属する千葉ジェッツの富樫勇樹選手と、2024-25シーズンから2027-28シーズンまでの4年間にわたる複数年の大型契約を締結したと発表した。

富樫勇樹選手は、身長167cm、体重65kgのポイントガード(PG)で、2012年から秋田ノーザンハピネッツでプロキャリアをスタートさせ、2014-15シーズンにはNBA開発リーグ(現Gリーグ)のテキサス・レジェンズに所属。2015年から千葉ジェッツに加入し、チームの中心選手として活躍している。また、日本代表としても数多くの国際大会に出場し、2020年の東京オリンピックにも参加した実績を持つ。

千葉ジェッツは今シーズン、天皇杯とEASL(東アジアスーパーリーグ)で優勝を果たしたものの、Bリーグチャンピオンシップではセミファイナルで敗退。来シーズンは、富樫選手を中心にリベンジを目指す。また、本拠地をJR南船橋駅近くに完成した1万人規模の大型多目的アリーナ「LaLa arena TOKYO-BAY」に移すことが決定しており、さらなるチームの成長が期待されている。

富樫選手は契約締結に際し、「これまで9シーズン千葉ジェッツでプレーさせてもらっていますが、ブースター、コーチ、スタッフ、チームメイトに恵まれて自分の持っている実力以上の結果を出すことができました。本当にありがとうございます!」と感謝の言葉を述べた。また、「年々Bリーグのレベルも上がり、勝ち続けるのが難しくなっていますが、これからもたくさんの勝利を重ね、一つでも多くのタイトルを獲得し、千葉ジェッツの選手として引退出来たら嬉しいなと思っています!」と意気込みを語った。

新シーズンから本拠地となるLaLa arena TOKYO-BAYは、千葉県船橋市に位置し、JR京葉線と武蔵野線の南船橋駅から徒歩6分、京成本線の船橋競馬場駅から徒歩16分の場所にある。千葉ジェッツは、新アリーナを拠点に、富樫選手を中心とした強力な布陣でBリーグのタイトル獲得を目指す。