ZAICO、写真からAIが物品数を自動計測するAIカウントベータ版を提供開始
株式会社ZAICOは2026年8月31日、AI在庫管理システム「zaico」において、撮影した写真からAIが物品を自動で数える新機能「AIカウント」(ベータ版)の提供を開始しました。棚卸や在庫確認時に発生する物品のカウント作業を効率化し、手間の削減や数え間違いの軽減を目指します。
事前学習不要で約1.5秒の高速カウントを実現
AIカウントは、スマートフォンで撮影した写真上でユーザーが指でなぞって指定した領域内の物品数を、AIが自動で数える機能です。数えた結果はそのまま棚卸や在庫の数量に反映されるため、手入力の手間を省くことができます。

対象物品の画像を事前に登録・学習させる必要がなく、導入後すぐに利用できる点が特徴です。主な仕様や強みとして以下が挙げられています。
- 高速カウント:多数の物品を約1.5秒で計測
- 重なりへの対応:物品同士が多少重なっている状態でも、一定の範囲内であれば個々の物品を認識(隠れる割合が大きい場合は対象から外れることがあります)
- 柔軟なカウント単位:錠剤1粒や部品1点などの「個別」単位と、シートや束などの「まとまり」単位を用途に応じて使い分けが可能
製造現場から物流・飲食まで幅広い現場での活用を想定

在庫管理の現場では、棚卸や入荷、払い出しなどの際に、ネジや錠剤といった小さな物品や密集した食品などを目視で数える作業が発生し、数量が多いほど数え間違いや担当者の負担が増大することが課題となっていました。AIカウントはこうした現場の課題解決に向けて開発された機能です。
想定される主な利用シーンは以下の通りです。
- 製造・組立現場:電子部品など細かい部品の計数作業を削減
- 食品・飲食関連:食材や消耗品など同一物品が多数並ぶ在庫の数量確認を効率化
- 物流・倉庫管理:入出庫時に取り出した物品や補充した物品の数量を迅速に把握
- 建設・工事現場:積み上げられた建材や鉄骨などの数量を正確に把握
対応環境と今後の機能拡張予定

本機能はiOS向けに提供が開始されており、Android版は今後対応する予定です。2027年2月末まではお試し期間として、全プランで1組織あたり月間100回まで無償で利用できます。2027年3月以降は、利用状況に応じた新たな料金体系への移行が予定されています。
今後はAndroid対応に加え、「入庫・出庫登録」時における本機能の適用や、精度の改善、異なる物品が混在する状況で特定の物品のみを数える「識別機能」の開発などが計画されています。
AI在庫管理システム「zaico」と提供企業概要
zaicoは、クラウド上でリアルタイムに在庫状況を確認できる在庫管理システムです。コードスキャンやアラート機能に加え、AIやIoT技術を活用して欠品・過剰在庫の防止や棚卸の効率化を支援します。累計アカウント数は19万件を突破し(2026年4月末時点)、月間有料継続率は98%以上(2025年5月~2026年4月実績)となっています。
- 会社名:株式会社ZAICO
- 本社所在地:山形県米沢市大字花沢331番地
- 代表取締役:田村 壽英
- 設立:2016年10月18日
- 事業概要:AI在庫管理システム「zaico」等の開発および販売
本記事は株式会社ZAICOの発表をもとに作成。
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