京都発ブランド「TOKIARI」東京で初の展示会
京都発のファッションブランド「TOKIARI(トキアリ)」が、2024年7月に東京で初の展示会を開催する。「The invention of zero」をテーマに掲げた2025年春夏コレクションの展示・受注会となる。
「TOKIARI」は2022年に設立され、京都の百貨店「藤井大丸」4階に旗艦店を構えている。ブランドコンセプトは「時に在る衣服『タイムレス・クローゼット』」。白と黒で相反する出来事を表現したコレクションで、普遍的な服作りを目指している。
展示会は、バイヤー向けに7月23日から25日まで渋谷の第2昭和ビルで、一般向けに27日と28日に代々木上原のKINOTROPEで開催される。一般向けには先行予約販売や既存商品の試着・受注販売を予定している。
「TOKIARI」のデザイナーは中村憲一氏。30年にわたりファッション業界に携わり、盛岡でセレクトショップを経営しながらパリコレクションのバイヤーとして10年間活動した経験を持つ。JAN-JAN VAN ESSEやZIGGY CHENを日本に初めて紹介した実績もある。
「TOKIARI」の直営店舗である「時在服飾設計」は、京都市下京区の藤井大丸4階にある。ECサイトも運営し、「律動」や「零」といった京都のアクセサリーブランドや、ドイツの香水ブランド「CIRO」なども取り扱っている。
東京での初の展示会で、「TOKIARI」の世界観と普遍的な服作りへの姿勢を発信する。