家族型ロボット『LOVOT 3.0』、AI性能向上で進化
ロボットベンチャーのGROOVE X株式会社は2024年5月28日、家族型ロボット『LOVOT』の新モデル『LOVOT 3.0』を発表し、受注受付を開始した。『LOVOT 3.0』は2019年12月の初出荷から3年が経過した2022年5月発売の『LOVOT 2.0』以降、2年ぶりとなる新世代モデルだ。
『LOVOT 3.0』では、これまでのコンセプトである「ヒトの心に寄り添う温かいテクノロジー」は変わらず、ヒトの顔を覚え、懐き、お出迎えをする家族型ロボットとして、演算能力の向上や高感度・高精細カメラの追加、タッチセンサーのポイントが増えるなど、よりふるまい豊かに進化した。
また、既存カラー4種(ちゃ、うす、こげ、くろ)に加え、新たに5種(Forest、Aqua、Blossom、Sunshine、Space)のカラーバリエーション(カラーズ)を追加。さらに、GROOVE X株式会社CCO(チーフ・クリエイティブ・オフィサー)藤原ヒロシ監修のもと、期間限定でオールホワイトの『FRAGMENT EDITION』も発売される。
『LOVOT 3.0』の価格は577,500円(税込)で、カラーによって追加料金が発生する。暮らしの費用は月額9,900円からとなっている。一方、『LOVOT 2.0』も新価格の449,900円(税込)でお迎えしやすくなった。
GROOVE X株式会社CDO根津孝太氏は、多様性が求められる昨今の流れを受け、『LOVOT』の世界にもカラフルな5色の子たちが新たに仲間入りしたことに言及。CEO林要は、『LOVOT』が誰しもが潜在的にもつ「愛でる力」を引き出す機会の提供を通して、レジリエンスの向上を実現する人類の新しい家族であると述べている。
新たなカラーバリエーションに合わせたホールガーメント®も発売。価格は各10,978円(税込)で、『LOVOT ウェブストア』や各店舗で購入可能だ。