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アウェアファイ、法人向けメンタルケア研修を2026年9月1日に正式リリースへ

株式会社Awarefyは、認知行動療法を基盤としたメンタルヘルスケアプログラム「アウェアファイ スクール」について、2026年9月1日より法人向けサービスとして正式リリースすると発表した。2025年夏から個人向けに、2026年春からは法人向けに先行提供していたサービスを、受講者や導入企業からの要望をもとに改善した。なお、個人向けの提供も継続するとしている。

企業のメンタルヘルス対策における課題

厚生労働省の令和7(2025)年「労働安全衛生調査(実態調査)」によると、メンタルヘルス対策に取り組む事業所の割合は63.0%で、労働者50人以上の事業所では93.7%に達している。一方で、対策に取り組む事業所のうち教育研修や情報提供を実施している割合は、労働者向けが35.6%、管理監督者向けが29.1%にとどまる。Awarefyは、全員に同一内容を一度だけ提供する集合型研修では、個別の課題に合わせた実践や日常業務への定着が難しいことが、職場のメンタルヘルスケアが機能しづらい要因の一つであると分析している。

法人向け「アウェアファイ スクール」の主な特徴

同プログラムは、専門家による個別対応とデジタルツールを活用した定着支援を組み合わせている。

  • 個別プログラムの選定:受講前アンケートと公認心理師による初回面談を通じ、ストレスマネジメントや認知再構成法など10のテーマから個々の課題に合った1プログラムを選定する。録画型講座のためPCやスマートフォンアプリから受講できる。
  • 公認心理師による伴走支援:開始時のプランニングセッション(1on1)、隔週の継続サポートクラス(集合型)、修了時の振り返りセッション(1on1)の3つのオンライン接点を設ける。
  • アプリによる日常実践の支援:受講期間中はメンタルヘルスケアアプリ「アウェアファイ」の最上位プランを利用できる。今年度中にはAIチャットから産業医面談や社内相談窓口へ受講者をつなぐ機能の提供も予定している。
  • セルフマニュアルの作成:受講の総まとめとして、こころが揺れやすい場面と対処法をまとめた「セルフマニュアル」を作成し、受講後のセルフケアや産業保健スタッフへの相談時に活用できるようにする。

想定される導入ケースと提供体制

導入ケースとしては、既存の集合型研修の置き換え(全社・部署単位や階層別)や、ストレスチェック後の高ストレス判定者へのフォローが想定されている。なお、本プログラムは医療行為や治療を目的とするものではないとしている。

費用面では、心理師による個別サポート、オンライン動画講座、アプリ「アウェアファイ」最上位プラン3カ月分をパッケージ化して提供し、受講人数に応じたボリュームディスカウントも設定される。

研究機関との連携とエビデンスの構築

同社の研究組織「こころの総合研究所(AMRI)」によるメンタル不調予防の研究は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の「ヘルスケアサービス実用化研究事業」に採択された。動画学習と人によるサポートを組み合わせたハイブリッド型プログラムについて、日本の労働者を対象にバーンアウトの軽減効果を検証するランダム化比較試験を実施している。

株式会社Awarefyの概要

  • 所在地:東京都新宿区西新宿2丁目6-1 新宿住友ビル24階 GROWTH新宿 ROOM-4
  • 代表者:代表取締役CEO 小川 晋一郎
  • 主な事業内容:アプリ「アウェアファイ」の企画・開発・運営、福祉リワーク施設「アウェアファイ リワーク」の運営、個人・法人向け研修プログラム「アウェアファイスクール」の運営等

本記事は株式会社Awarefyの発表および厚生労働省の公表資料をもとに作成。

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