重量物輸送のMammoetが日本法人設立 洋上風力やインフラ需要に対応
重量物吊り上げ・輸送ソリューションを手掛けるオランダのMammoetは、日本国内法人「Mammoet Japan株式会社」を設立しました。国内で進む洋上風力や原子力、エネルギー、インフラ分野の大規模プロジェクトに向けて、事業運営とプロジェクト遂行体制を強化します。
国内での重量物吊上げ・輸送体制を強化
新会社では、Mammoetが世界で培ったエンジニアリングの専門性と保有する特殊機材フリートを活用し、日本の商慣行やプロジェクト要件に合わせた支援を行います。
超大型リングクレーン、特殊輸送、高能力ジャッキング・スキッドシステムなどのソリューションを国内の顧客に円滑に提供できる体制を整え、プロジェクトごとの技術や運用要件に応じて世界各国から必要な機材を動員するとしています。
日本市場におけるこれまでの実績
Mammoetは30年以上にわたり、日本企業が海外で手掛けるプラントやインフラ関連プロジェクトを計画から遂行まで支援してきました。
日本国内においても実績があり、昭和四日市石油製油所の増設工事では1,100トンの反応器を吊り上げる特殊ガントリーソリューションを提供しました。近年では、秋田港・能代港洋上風力発電所の一部のエンジニアリング検討を支援したほか、福島県の浮体式洋上風力実証プロジェクトでは超大型リンガークレーン「PTC 35」が採用されています。

代表取締役に柿沼雄介氏が就任
Mammoet Japanの事業統括には、代表取締役として柿沼雄介氏が就任しました。柿沼氏は日本国内外で20年以上にわたり建設マネジメントや重量物吊上げエンジニアリング、プロジェクト遂行に携わってきた経歴を持ちます。
新体制のもと、プロジェクト初期段階のエンジニアリング支援やプロジェクトマネジメント、工事遂行能力を拡充し、日本のエネルギーや産業分野の成長に貢献する国内パートナーとしての発展を目指すとしています。また、Mammoet Projects AMEAマネージングディレクターのJack van den Brink氏は、新会社設立について、日本に根ざした長期的な事業基盤を築くコミットメントを示すものだと述べています。
Mammoetの概要
- 設立:1807年
- 事業展開:世界40か国以上
- 事業内容:エネルギー、洋上風力、原子力、石油化学、インフラ分野における重量物吊上げ・輸送ソリューションの提供
本記事はMammoetの発表をもとに作成。
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