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GramEye、NEDO支援事業に継続採択 累計調達額は22.5億円に

AI搭載グラム染色自動化医療機器などを開発する株式会社GramEye(本社・大阪府茨木市、代表取締役・平岡悠)は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が実施する「ディープテック・スタートアップ支援事業」第9回公募において、PCAフェーズ(実用化研究開発(後期))に継続採択された。本事業での補助額は約5.8億円(補助対象費用は約8.7億円)で、これにより同社の累計調達額は補助金12.3億円を含めて22.5億円に達した。

米国市場展開やAI基盤開発を加速

GramEyeは本事業を通じて、米国メインストリーム市場への展開に向けた次世代機の開発とFDA(米国食品医薬品局)対応を進めるほか、微生物同定AI基盤開発といった新規事業の立ち上げに取り組む方針だ。代表取締役CEOの平岡悠氏は「国内で培った技術を世界へ、そして感染症診療を支えるAIの領域を一段と広げてまいります」とコメントしており、事業推進やグローバル展開に向けた採用活動も強化するとしている。

薬剤耐性菌問題への対応と「Mycrium®」の展開

同社の取り組みの背景には、世界的な公衆衛生課題である薬剤耐性菌(AMR)の増加がある。2014年に発表された報告書(The Review on Antimicrobial Resistance)によると、対策が講じられないまま耐性菌が増え続けた場合、2050年には世界で年間1,000万人が死亡し、がんによる死亡者数を超えると想定されている。

細菌感染症で適切な抗菌薬を選択するために用いられる「グラム染色」は、広域抗菌薬の適正利用や入院期間の短縮に寄与する一方、手技の手間や専門知識が必要とされ、夜間休日に実施しにくいなどの課題があった。GramEyeが2025年1月に発売した「Mycrium®」は、染色工程の自動化とAIによる顕鏡サポートを行うことで、検査結果の迅速化と医療従事者の負担軽減、適正な抗菌薬投与の推進を目指している。

NEDO「ディープテック・スタートアップ支援事業」PCAフェーズ

NEDOの「ディープテック・スタートアップ支援事業」は、革新的な技術の研究開発に取り組む企業を対象とした助成制度である。3つのフェーズで構成されており、今回採択されたPCA(Product Commercialization Alliance)フェーズでは、試作品開発や初期の生産技術開発に加え、主要市場の獲得に向けた事業化可能性調査の実施などが支援される。

株式会社GramEye 概要

  • 会社名:株式会社GramEye (GramEye Inc.)
  • 設立日:2020年5月18日
  • 代表取締役/CEO:平岡 悠
  • 所在地:大阪府茨木市駅前三丁目7-1
  • 事業内容:AI搭載グラム染色自動化医療機器の開発
  • コーポレートサイト:https://grameye.com/

本記事は株式会社GramEyeの発表をもとに作成。

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