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百年匠人、上海の国際工芸展RC2026に出展へ 伝統工芸の十数社が参加予定

一般社団法人国際伝承工芸協会が展開する「百年匠人(CENTURY MASTER)」は、2026年11月19日から23日まで中国の上海展覧センターで開催される国際工芸展覧会「REVELATIONS CHINA 2026(RC2026)」に出展します。今回の出展には、日本各地の伝統工芸やものづくりに携わる十数社が参加を予定しています。日本のものづくりが持つ技術や文化を次の世代へつなぐことを掲げ、新たな可能性の発信を目指します。

3つのエリアで展開するRC2026での展示構成

展示は主に3つの構成で予定されています。52㎡の「百年匠人ブランド展示」では、日本各地の作り手による和紙、金工、漆芸、染織、家具、屏風、現代アートなどを紹介し、海外での新たな活用や商品開発の可能性を探ります。

会場中心部には、現代アーティストの「COIN PARKING DELIVERY」と連携した16㎡の「日本特別茶室」を設置します。江戸時代から続く宮大工の技術と現代アートを融合させ、茶室の土台には樹齢約500年の三重県産の御神木の松、柱には樹齢100年以上の再利用木材を使用する計画です。あわせて古民家の建具や柿渋染めの布なども取り入れられます。

さらに、1916年創業である富山県高岡市の鋳物メーカー「能作」が18㎡の独立ブースを展開し、長年受け継がれた鋳造技術を生かしたものづくりを披露します。

47都道府県・72社のネットワークから海外市場へ

百年匠人は、全国47都道府県の産地や工房を訪ねて職人との関係を築いており、協会の会員ネットワークは現在72社に広がっています。後継者不足や国内市場の変化といった課題があるなか、「伝統工芸 × 現代デザイン × 国際市場」を結びつける取り組みを進めてきました。

今回の中国市場への展開について、代表の許虎氏は「今回の上海出展は、私たちにとって単なる展示会ではなく、日本の匠と世界をつなぐための大切な一歩です」とコメントしており、一時的な販売にとどまらず、現地での長期的な信頼関係の構築と持続可能なビジネスへの発展を目指すとしています。

継続的なプラットフォーム構築に向けた取り組み

同ブランドは、短期的な展示にとどまらず、海外市場で活動を継続するための仕組みづくりを進めています。東京・南麻布には伝統工芸の展示と茶文化を通じた交流拠点を開設しており、実際に触れて使える場を提供しています。

今後は中国をはじめ、アジア各国や欧米市場への展開も視野に入れ、現地のデザイン企業、建築家、商業施設、ホテルなどとの協業を目指していく方針です。

REVELATIONS CHINA 2026(RC2026 上海)の開催概要

  • 展覧会名:REVELATIONS CHINA 2026(RC2026 上海)
  • 開催期間:2026年11月19日(木)〜11月23日(月)
  • 会場:上海展覧センター(中国・上海)
  • 百年匠人ブランド展示:52㎡
  • 日本特別茶室:16㎡
  • 能作独立ブース:18㎡
  • 展覧会公式サイト:https://www.revelations-china.com/

※参加企業、出品作品、展示内容は変更となる場合があります。

本記事は一般社団法人国際伝承工芸協会の発表をもとに作成されています。

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