博報堂が大学生ブランドデザインコンテスト「BranCo!」開催、13回目

株式会社博報堂は、東京大学教養学部教養教育高度化機構と共に、大学生のためのブランドデザインコンテスト「BranCo!(ブランコ)」の第13回を開催する。今年のテーマは「人間らしさ」だ。

「BranCo!」は、博報堂が学生に”生活者発想”や”ブランドデザイン”の重要性や魅力を伝えることを目的に2012年に開始した学習形式の教育コンテストで、これまでに150を超える大学からのべ7160名もの学生が参加している。

コンテストは1チーム3~6名の学生が協力して、課題となるテーマについて様々な視点から調べ、その本質を考え抜き、魅力的な商品やサービスブランドのアイデアを創り出して競い合うチーム対抗形式だ。参加学生は、セミナーやメンターによるアドバイスを通して、博報堂が大切にしている「生活者発想」、「共創」の考え方や、ビジネストレンドでもある「デザイン思考プロセス」など、企画に必要な実践的な知識を学ぶことができる。

今年のテーマ「人間らしさ」では、現代に育ち、未来を生きる主役である学生が考える、「人間らしさ」とその周辺にある本質的な課題や可能性について探求し、具体的なブランド(商品やサービス)のアイデアまでを考えることが求められる。

2024年6月10日にはコンテストの説明も兼ねたブランドデザインレクチャーをオンラインで開催。12月21日に東京大学駒場キャンパスで決勝プレゼンテーション(午後は一般公開予定)を実施する。

昨年度の第12回は「遊び」をテーマに60大学113チーム447名の学生が参加。優勝チームは「バンバジ」だった。

昨年度の実施風景