ビジネス現場DXを後押し、LINE WORKSがNETISに登録
ビジネス現場のコミュニケーションツール「LINE WORKS」が、国土交通省の新技術情報提供データベースシステム「NETIS(New Technology Information System)」に登録された。NETISは、民間企業間の情報共有や新技術の活用促進を目的としたシステムだ。
LINE WORKS株式会社によると、NETIS登録技術は工事の効率化を進めるために政府が利用を推進しているもので、公共工事の施工者が登録された新技術を活用し実際に工事で利用した場合、効果に応じて工事成績評定の加点対象となるという。
LINE WORKSは、LINEの使いやすさを継承しつつ、チャットや掲示板、カレンダーなどビジネスに必要な機能を一つのアプリで完結させたツールだ。職人や協力会社がLINEを利用している場合、追加でアプリをダウンロードすることなくLINE WORKSとチャットを始められるのが特徴である。
同社は、LINE WORKSの導入により、情報共有手段を電話からチャットに変えることで、施工性や安全性、品質の向上が図られるほか、通話料の削減による経済性の向上も期待できるとしている。
富士キメラ総研の調査では、LINE WORKSは2017年度から2022年度まで6年連続で有料ビジネスチャット国内シェアNo.1を獲得している。