初夏の下北沢で古着シャツ祭り開催
下北沢商店連合会とスパイラル株式会社のまちおこしDXカンパニーは、2024年5月25日から6月23日までの10日間、「初夏も古着で涼やか爽やかシャツ祭り 下北沢古着マーケット+(プラス)」を開催する。
下北沢古着マーケットプラスは毎月テーマを変えて開催されており、6月は初夏にぴったりな「シャツ」がテーマだ。30を超える下北沢の古着屋が参加し、多種多様な生地や柄のシャツを一堂に集める。ビジネスライクなものからミリタリー、アロハなどのカジュアルなものまで、その場限りの出会いを楽しむことができる。
下北沢は古くから古着の街として親しまれており、老舗や有名店が立ち並ぶ一方、新しい古着屋も続々とオープンしている。しかし、地下や2階、入り組んだ路地裏に構える店舗では場所が分かりづらく、集客に悩むオーナーも少なくない。そこで、下北沢に点在する古着店を駅前や商店街のスペースに一挙に集め、古着の魅力を知ってもらうイベントを開催することで、実店舗への来店や街歩きのきっかけを作り、商店街全体の活性化を狙う。
近年、ファストファッションの大量生産・大量消費に伴う環境問題が注目される中、国連が掲げるSDGsの達成に向けて、ファッション業界でもサステナブルやエシカルへの取り組みが進んでいる。日本の古着文化もサステナブルにつながるものであり、リユースだけでなくアップサイクルに取り組む店舗も増えている。また、若者を中心に個性的な服が流行し始め、古着熱が再燃している。
イベントは下北沢東口駅前広場と古着マーケット広場で行われ、入場料は無料。主催は下北沢商店連合会とI LOVE 下北沢(スパイラル株式会社)で、世田谷区や世田谷区産業振興公社、世田谷まちなか観光交流協会が後援する。