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森アートアワード初代グランプリ片山真理の記念展が森美術館で2026年10月開催へ

一般財団法人森現代芸術財団(MoriCAF)と森美術館は、2026 年 10 月 31 日(土)から 2027 年 3 月 28 日(日)まで、「森アートアワード」の初代グランプリを受賞した片山真理の受賞記念展を共同開催する。本展は、隔年で実施される同アワードのグランプリ受賞者に提供される副賞の機会として実施される。会場は森美術館 小企画展示室となる。

森アートアワードは、森現代芸術財団(2025 年 5 月設立)が隔年で実施する表彰制度である。国内外で活動する日本人、もしくは日本と関係の深い中堅の現代アーティストを対象とし、過去 2 年間に発表された優れた展覧会や作品をもとに日本国内の推薦委員によって候補者が選出される。その後、国際選考委員による書類審査を経た 4 名のファイナリストから、対面の最終審査を経てグランプリが決定される。グランプリ受賞者には賞金 1,000 万円と森美術館との共催による受賞記念展の開催機会が提供され、ほか 3 名のファイナリストには賞金 100 万円が授与される。

初代グランプリを受賞した片山真理は、手縫いのオブジェを起点に写真、映像、インスタレーションを展開し、自己と他者、人工と自然など、社会に内在する境界を問い、拡張する可能性を提示してきた。その実践が同アワードで高く評価され、国際的なアートシーンでのさらなる飛躍が期待されているとしている。

近作「tree of life」など計 12 点を発表

本展では、受賞の際にも評価され、ヴィクトリア&アルバート博物館(ロンドン)にも収蔵された近作「tree of life」シリーズ (2024 年 ~) を軸に、大判写真、手縫いのオブジェ、壁面作品の計 12 点を発表する。

「tree of life」で片山が描き出すのは、閉じた主体としてではなく、制度や歴史の内に身を置きながら、関係性のなかで形づくられ、互いに形づくり合う、わたしたちのあり方である。片山は「身体は共有されネットワークの中で強度を増していく」と記しており、鏡に反射する身体や、空間に広がる手縫いのオブジェを通して、身体とそれを取り巻く世界との関係を問いかける構成となる。

会場では、森アートアワード2026 のファイナリストである片山真理、小泉明郎、目 [mé]、山城知佳子のインタビュー映像をモニタ上映する。また、会期中はアーティストが登壇するプログラムも実施予定となっており、詳細は後日発表される。

展覧会および観覧チケット概要

展覧会名称は「森アートアワード2026 グランプリ受賞記念展:片山真理」で、森美術館「森万里子:燦燦」との同時開催となる。本展覧会は同時開催の森美術館「森万里子:燦燦」のチケットを購入することで鑑賞できる。

  • 展覧会名称: 森アートアワード2026 グランプリ受賞記念展:片山真理
  • 主催: 一般財団法人森現代芸術財団、森美術館
  • 企画: 德山拓一(森美術館シニア・キュレーター)
  • 会場: 森美術館 小企画展示室(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階)
  • 会期: 2026年10月31日(土)~2027年3月28日(日) ※会期中無休
  • 時間: 10:00 ~ 22:00 (入館は閉館時間の30分前まで) ※火曜は17:00まで。ただし11月3日(火・祝)は18:00、11月27日(金)は17:00、2月23日(火・祝)は22:00まで。「六本木アートナイト2026」開催に伴い、10月31日(土)は翌朝6:00まで開館延長
  • 一般のお問い合わせ: 050-5541-8600(ハローダイヤル)
  • 展覧会ウェブサイト: https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/moricaf/

森美術館「森万里子:燦燦」チケット料金(平日当日窓口/平日オンライン/土・日・祝日当日窓口/土・日・祝日オンライン):

  • 一般: 2,800円 / 2,600円 / 3,000円 / 2,800円
  • 学生(高校生・大学生): 1,700円 / 1,600円 / 1,800円 / 1,700円
  • 中学生以下: 無料
  • シニア(65歳以上): 2,400円 / 2,200円 / 2,600円 / 2,400円

本記事は一般財団法人森現代芸術財団と森美術館の発表をもとに作成。

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