俳優の中尾彬さんが心不全で死去、「ねじねじスタイル」でバラエティでも人気に
2024年5月16日、日本を代表する俳優の一人、中尾彬さんが心不全のため亡くなった。享年81歳。中尾さんはその独特の存在感と演技力で長年にわたり多くのファンを魅了し続けてきた。
中尾彬さんは1942年8月11日、千葉県出身。1960年代から俳優としてのキャリアをスタートさせ、その後、多くの映画やドラマ、舞台で活躍。特に彼の硬派でありながらも人情味あふれるキャラクターは、多くの作品で愛された。代表作には、映画「極道の妻たち」「ゴジラシリーズ」やドラマ「暴れん坊将軍」「GTO」などがある。
また、中尾さんは俳優業のみならず、バラエティ番組にも多数出演し、その幅広い活動で多くのファンを魅了。ネクタイ嫌いとして知られ、代わりにスカーフやマフラーを捻った「ねじねじスタイル」をトレードマークとしていた。
2007年3月には、急性肺炎のため緊急入院。横紋筋融解症などの合併症もあり一時はICUに入るなどしたが、その後に復帰し、身体に無理のないペースで俳優業を続けていた。