チームラボ、米アナハイムのOCVIBEに米国初の常設ミュージアムを開設へ
チームラボは、南カリフォルニアで建設中の100エーカー規模のスポーツ・エンターテインメント・アート街区「OCVIBE」内に、米国初となる常設ミュージアムを開設する計画を発表しました。延床面積は約10,000平方メートル(約110,000平方フィート)に及び、チームラボのアート体験を中心に設計されます。建築はSmith Clementiが手掛けます。
街区の中核を担う大規模な文化拠点
本ミュージアムは、スポーツや音楽、飲食、公共空間などが組み合わされたOCVIBEの全体構想において、中核に位置付けられています。チームラボ代表の猪子 寿之氏は、北米初となる大型ミュージアムの開設について、身体を通して世界を新たに捉え分かち合う体験を生み出していきたいとする考えを示しています。
OCVIBEの開発エグゼクティブディレクターであるDan Young氏は、チームラボの誘致がアートとカルチャーの融合を重視する姿勢を示すものであり、アナハイムでの体験に新たな価値が加わることにつながると説明しています。また、Visit Anaheim代表兼CEOのMike Waterman氏は、この施設がアナハイムの魅力を高め、新たな来訪者を呼び込むとともに滞在期間を延ばすきっかけになると述べています。
景観と調和する彫刻的な空間設計
デザインを担当したsmith-clementiは、建物をエリア内で象徴的な彫刻のような存在として構想しました。没入型ギャラリーの特性として窓がほとんどない設計が求められることから、外観は内部の暗い空間を覆う「煌めく外装(クローク)」と位置づけられています。自然界のフォルムに着想を得た立体的な外観は、太陽の光に応じて色彩や表情が一日を通して変化する仕様です。
また、隣接する交通拠点「ARTIC」や公園景観との対比と調和も図られています。設計・監理を統括するアーキテクト・オブ・レコードとしてLPAがsmith-clementiと協働し、チームラボと連携して展示空間の実現に向けた取り組みが進められます。
2027年より順次開業するOCVIBEの計画
OCVIBEは、2027年3月に収容人数5,000名規模のコンサートホールがオープンし、最初の来訪者を迎えます。続いて約4,600平方メートル(50,000平方フィート)規模のマーケットホール「Katella Commons」が開業する予定です。同年後半には商業オフィスビル「The Weave」が開業するほか、街区内のアートプログラムの第1フェーズやパブリックスペースもオープンする計画となっています。
施設・開発概要
- 施設名称:teamLab Museum Anaheim (tentative name)
- 施設公式サイト:https://www.teamlab.art/jp/e/anaheim/
- 開発地区:OCVIBE(カリフォルニア州オレンジカウンティ(Orange County)アナハイム)
- 街区公式サイト:https://www.ocvibe.com/
- チームラボ公式サイト:https://www.teamlab.art/jp/
本記事はチームラボの発表をもとに作成されています。
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