アルファクラブ武蔵野 ベトナム留学生が開発した家系図アプリなどの成果発表会を開催
葬祭ブランド「さがみ典礼」や婚礼ブランド「ベルヴィグループ」を運営するアルファクラブ武蔵野株式会社は、2026年9月18日(金)、社内プレゼンテーション「未来創造会議THE INTERNSHIP 2026」を開催した。ベトナムのハノイ工科大学およびダナン外国語大学から受け入れている留学生が、同社での留学を通じて学んだ成果を発表した。会場では、ハノイ工科大学の留学生が開発した家系図アプリ「NHA(ニャー)」が発表されたほか、ダナン外国語大学の留学生による日本の冠婚葬祭文化に関する学習成果が披露された。
家系図アプリ「NHA」の開発成果

ハノイ工科大学の留学生は、同社での実務経験を生かして家系図アプリ「NHA」を開発した。アプリ名はベトナム語で「家」を意味する言葉に由来している。
同アプリは家系図の作成に加え、故人の人生史を閲覧できる機能を備えている。自身のルーツをたどりながら、会ったことのない先祖の人生や家族のつながりを感じられる仕組みとなっており、テクノロジーを通じて家族の絆を再発見する取り組みと位置づけている。

着付けや生け花など伝統文化の実践
ダナン外国語大学の留学生は、同社での研修を通じて日本の冠婚葬祭に関わる文化や慣習への理解を深めた。
当日は、結婚式における着物の着付けや、葬儀で棺に納める生け花など、儀式を彩る伝統的な技術を披露した。
留学生受け入れの背景と人材育成
少子高齢化や核家族化の進行により、結婚式の少人数化やフォトウェディング、葬儀の家族葬・火葬式への移行など、冠婚葬祭を取り巻く環境は大きく変化している。また、国内の労働力不足を背景に、専門的な技術や知識、文化を次世代へ継承する人材の確保が課題となっている。
同社はこうした状況を受け、ベトナムの大学から留学生を受け入れている。ハノイ工科大学の学生には実務を通じてAI・DX分野の技術を学んでもらい、将来的なサービス開発や業務の高度化を担う人材としての活躍を期待している。ダナン外国語大学の学生には着付けや生け花などを通じて日本の冠婚葬祭文化を学んでもらい、現場を支える人材の育成を目指している。
今後の展望
今回の留学生受け入れは同社にとって2回目の取り組みであり、前回受け入れた留学生4名のうち3名が入社内定に至っている。
代表取締役社長の和田浩明は、親が子を想い子が親を慕う気持ちは国境を越えて共通するものであるとし、「留学生の皆さんとともに、この文化と想いを世界へ広げ、VISION70の実現に向けて新たな未来を切り拓いていきたいと考えています」と述べている。同社は今後も海外からのインターンや留学生の受け入れを推進し、人口構造の変化が見込まれるASEAN諸国に対しても知見を共有していく考えを示している。
- 商号:アルファクラブ武蔵野株式会社
- 代表:代表取締役社長 和田浩明
- 所在地:埼玉県さいたま市大宮区上小町535
- 創業:1962年6月
- 創立:1964年9月
- 資本金:1億円
- 事業内容:葬祭事業・ブライダル事業・互助会事業・レジャー事業
- ホームページ:http://www.alphaclub.co.jp/
本記事はアルファクラブ武蔵野株式会社の発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



