東急パワーサプライと東急、夏の電力需要削減で合計73万kWh相当創出
株式会社東急パワーサプライは、東急株式会社とともに、2026年7月1日から9月30日までの夏季の取り組みで、合計で73万kWh相当のピーク時間帯における電力需要削減効果を創出しました。この成果は、外出や節電を促す行動変容型デマンドレスポンス「夏の電気バカンス大作戦2026」と、家庭用蓄電池の遠隔群制御による機器制御型デマンドレスポンス「てるまるでんちプロジェクト」を一体的に展開したことによるものです。2つの取り組みに参加した総世帯数は述べ26万世帯となり、創出した電力削減効果は一般家庭の使用電力で6万世帯/日、CO2削減効果は311t-CO2に相当します。
行動変容型と機器制御型を組み合わせたデマンドレスポンス
今回の取り組みにおける削減効果は、行動変容型デマンドレスポンス(以下「DR」)による節電・外出を通じた需要削減量と、機器制御型DRによる蓄電池放電を通じたピーク時間帯の需要削減量を算定・合算したものです。一般家庭の使用電力への換算(6万世帯/日)は、総務省令和7年度家計の収支調査結果から推計した総世帯平均約354kWh/月を用い、一か月を30日として算出されています。また、CO2削減効果(311t-CO2)は、環境省令和8年度電気事業者別排出係数一覧の全国平均係数0.000423t-CO₂/kWhを用いて算出されました。
「夏の電気バカンス大作戦2026」は、電力需要がピークになる時間帯の節電と、涼しい商業施設や体験企画へ出かけるクールシェアを促す行動変容型DRの施策です。合計57万kWh相当(当社換算)の需要削減効果を実現しました。

期間中には以下の施策が展開されました。
- 月替わりグルメクーポン:7月はDEAN & DELUCA渋谷ストリーム店・たまプラーザ店、8月はShake Shack みなとみらい店、9月は銀のあん たまプラーザ テラス店で利用できるクーポンを提供
- 実話怪談列車:8月27日・29日・30日の3日間、田園都市線長津田駅ホーム~長津田検車区構内を往復する車両で、怪談師による怪談と没入型演出を実施(「ひえひえ車両」と「絶叫車両」の2種類を設置)
- ミュージカル招待:8月1日のブロードウェイミュージカル「ピーター・パン」に50組100名様を招待
- 夏のスマートタッチポイント:10か所の商業施設で、専用ポスターへのタッチに応じたポイント特典を提供
- 夏の節電プログラム:節電タイムの参加意思表示や節電量などに応じた特典により家庭での節電を促進
蓄電池の遠隔群制御を行う「てるまるでんちプロジェクト」

「てるまるでんちプロジェクト」は、家庭用蓄電池を株式会社東急パワーサプライが所有し、所定の条件を満たす東京都内の太陽光発電設備が設置されていない戸建住宅に無償で設置・貸与する取り組みです。プロジェクト開始当初から26年9月末までに設置された438台の家庭用蓄電池を活用しました。
遠隔群制御により電力卸売市場価格や需給状況に合わせて充放電を行い、電力需要ピークにおける需要削減効果は16万kWh相当に達しました。市場価格や需給状況を考慮し、価格が安価な時間帯に充電、高い時間帯に放電を指示することで、利用者が特別な操作をすることなく電力利用の時間帯をシフトする仕組みとなっています。

東急グループの環境ビジョンと両社の概要


東急㈱グループは、2022年3月に「環境ビジョン2030」を策定し、太陽光発電をはじめとする「再エネを創る」取り組みの推進を宣言しました。2025年9月には「環境ビジョン2040」を策定し、2030年度に向けた達成目標を更新するとともに、2035年度および2040年度に向けた達成目標を新たに設定しています。「なにげない日々が、未来をうごかす」をコンセプトに、環境と調和する持続可能なまちづくりを推進するとしています。

取り組みを実施した2社の概要は以下の通りです。
- 株式会社東急パワーサプライ:所在地は東京都世田谷区用賀4丁目10番1号 世田谷ビジネススクエアタワー、設立は2015年10月、資本金は1億円[東急株式会社:66.7%、東北電力株式会社:33.3%]、事業内容は電力小売業、ガス取次業
- 東急株式会社:所在地は東京都渋谷区南平台町5番6号、設立は1922年9月、資本金は1,217億24百万円、事業内容は不動産事業、不動産販売業、その他事業
本記事は株式会社東急パワーサプライの発表をもとに作成されています。
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