東京建物、バンコクで東南アジア初のローズウッド住宅開発へ 2030年竣工予定
東京建物株式会社のタイ子会社であるTokyo Tatemono (Thailand) Ltd.(東京建物タイランド)と、タイの大手不動産デベロッパーであるSC Asset Corporation Public Company Limited(SC社)は、バンコク中心部で推進する分譲マンション開発を「Rosewood Residences Bangkok(ローズウッド レジデンス バンコク)」として開発することを決定した。世界的ラグジュアリーホテルブランド「Rosewood(ローズウッド)」による東南アジア初のホテルブランデッドレジデンスとなり、2030年の竣工を予定している。
富裕層需要の拡大を背景に高級エリアへ展開
ホテルブランデッドレジデンスは、ホテルブランドの名称を冠し、その基準を取り入れた居住空間やホテル運営で培われたホスピタリティを生かしたサービスを提供する分譲住宅を指す。世界の主要都市やリゾート地において富裕層を中心に需要が拡大している。
タイでは国内富裕層の増加や海外富裕層による投資・居住需要の拡大を背景に、ラグジュアリー住宅市場のさらなる成長が見込まれている。首都バンコクは生活インフラが充実しており、居住・投資先として注目を集めていることから、ホテルブランデッドレジデンスの市場も拡大している。
本事業は、東京建物が日本国内で培ってきた分譲マンション開発のノウハウ、SC社が有する超高級住宅市場での開発実績および富裕層向け販売ネットワーク、ローズウッドのブランド力とホスピタリティを生かし、多様化・高度化する居住ニーズに対応した住環境を提供するとしている。
開発地は、約57haの広大な緑地を有するルンピニ公園に面したラマ4世通り沿いに位置する。周辺は各大使館や高級ホテルが集積する高級住宅エリアで、「One Bangkok」や「Dusit Central Park」といった大規模複合開発が進められている。交通面ではMRTブルーライン「Lumphini(ルンピニ)」駅や「Si Lom(シーロム)」駅が徒歩圏にある。
建物は鉄筋コンクリート造の地上39階建てで、総戸数は85戸。全住戸からルンピニ公園を望む眺望や、バンコク中心部では希少な所有権物件としての価値を備える。住戸や共用空間にはローズウッドの基準を取り入れ、居住者にはきめ細かなサービスが提供されるほか、世界各地のローズウッド施設でパーソナライズされたサービスや体験を利用できる。

物件概要は以下の通り。
- 物件名:Rosewood Residences Bangkok(ローズウッド レジデンス バンコク)
- 所在地:タイ王国バンコク都バンラック区 7 Rama IV Road, Si Lom Sub-district, Bang Rak District, Bangkok, Thailand
- 交通:MRTブルーライン「Lumphini(ルンピニ)」駅徒歩7分、MRTブルーライン「Si Lom(シーロム)」駅徒歩10分
- 構造・規模:鉄筋コンクリート造・地上39階建
- 用途:住宅(85戸)
- 着工:2026年4月
- 竣工:2030年(予定)
- 販売開始:未定
SC社との連携と東京建物の海外事業
共同事業者であるSC社(CEO:Nuttaphong Kunakornwong)は1995年設立の住宅開発会社で、東京建物とは本事業を含めて10件の共同事業を推進している(竣工済み含む)。両社は戦略的事業パートナーとして、今後も新規プロジェクトの共同推進について協議を継続することで合意している。
東京建物は、長期ビジョン「次世代デベロッパーへ」において海外事業の拡大を重点戦略に位置付けており、現中期経営計画期間(2025-2027年度)において海外事業へ1,100億円の投資を計画している。現在、米国、オーストラリア、タイ、中国等において分譲マンション、賃貸マンション、オフィス、物流施設、ホテルなどの開発事業を展開しており、今後も海外でのさらなる事業機会獲得に取り組む方針を示している。
本記事は東京建物株式会社の発表をもとに作成。
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