南魚沼市、ふるさと納税未来創造AWARD2026の安心と備えのまちづくり賞へ
一般社団法人ふるさと未来創造コンソーシアムは、2026年11月19日(木)に開催される「ふるさと納税未来創造AWARD2026」において、新潟県南魚沼市が「安心と備えのまちづくり賞」にエントリーしたことを発表した。南魚沼市は冬季の積雪が3メートルを超えることもある豪雪地帯で、ふるさと納税の寄附金を活用して消融雪施設の改修や道路修繕を進めている。同アワードは返礼品ではなく寄附金の使い道に焦点を当てた表彰イベントで、自治体の取り組みを発信することを目的としている。
豪雪に負けないインフラ維持へ寄附金を活用
新潟県南部に位置する南魚沼市は、関越自動車道や上越新幹線などの交通網が整備されているほか、夏は「巻機山」や「八海山」の登山、冬は市内7つのスキー場が集まるスノーリゾートとして知られている。また、13の温泉やブランド米「魚沼コシヒカリ」、雪を貯蔵する「雪室(ゆきむろ)」を活用した熟成ブランドの展開にも注力している。
冬期の道路交通確保は、市民の生活や通勤・通学、物流、スキー観光を維持する上で不可欠となっている。同市では「豪雪に負けないまちづくり ~道路除雪と雪国の未来への挑戦」を掲げ、道路管理者と除雪事業者が連携して除雪体制を整えている。特に夜間の降雪時には、朝の通勤に支障が出ないよう夜間から早朝にかけて作業員が除雪を行っている。
道路の雪を地下水で消す「消雪パイプ」をはじめとする消融雪施設は、井戸や取水施設、制御施設、散水施設などで構成され、継続的な維持管理が求められる。南魚沼市では緊急改修が必要な施設に対し、ふるさと納税の寄附金を活用して工事を実施している。さらに、傷みやすい雪国特有の道路に対してひび割れや陥没の舗装修繕を行うことで、通行の安全確保とともに消雪パイプの効果を高めているという。
除雪の担い手不足と雪の産業化への取り組み
市内では高齢化の進行に伴い、地域の除雪負担の増加や除雪作業員の担い手不足が深刻化している。南魚沼市は除雪機械や消融雪施設の適切な維持管理を進めるとともに、除雪に携わる人々の高い技術力を地域の誇りとして若い世代に伝え、担い手不足の課題に向き合っていくとしている。
また、雪を克服するだけでなく、雪氷熱という再生可能エネルギーとして活用する「雪の産業化」にも挑戦しており、住民が地域を誇れるまちづくりを目指している。
返礼品競争から使い道へスポットをあてるAWARD
ふるさと納税は2008年に制度が開始され、2024年度には寄附額が1兆円を超える規模に成長した。一方で、返礼品競争の過熱やポイント争いなど制度本来の趣旨から逸れた利用が社会的な課題となっている。
「ふるさと納税未来創造AWARD」は、返礼品ではなく寄附金の使い道にスポットを当て、寄附者が抱く「地域を応援したい」という想いを可視化する全国規模の表彰イベントである。全国各地から首長や職員が集まり、寄附を通じて地方創生や少子高齢化への対応、脱炭素・グリーンエネルギーの推進など地域課題の解決にどう寄与したかを共有する場として企画されている。
イベントは招待制の三部制で実施され、自治体同士の意見交換会、使い道に焦点を当てた投票形式のアワード、民間企業との交流会が予定されている。一般向けの参加受付は行われない。
- 名称:ふるさと納税未来創造AWARD2026
- 日時:2026年11月19日(木)12時開始予定
- 会場:ベルサール新宿住友ホール
- 主催:一般社団法人ふるさと未来創造コンソーシアム
- 表彰部門:子ども・学び推進賞、地域未来づくり賞、健康と暮らし支援賞、交流・にぎわい創出賞、安心と備えのまちづくり賞
- 南魚沼市エントリーページ:https://furusato-mirai-award.com/article/cmvaa8asb000as601z7loxpm8
- 取り組みへの投票受付サイト:https://furusato-mirai-award.com/
- 主催者公式サイト:https://mira-con.jp/
本イベントに関する問い合わせや取材の申し込みは、ふるさと納税未来創造AWARD事務局の広報担当である嶋田氏・井上氏(電話:0422-28-1600、メール:event@mira-con.jp)が受け付けている。

本記事は一般社団法人ふるさと未来創造コンソーシアムの発表をもとに作成。
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