ロコソル、三原市と若手職員育成に向けAI活用の対話支援実証プロジェクトを開始へ
人材育成アプリを提供する株式会社ロコソルは、広島県内の市町とスタートアップ企業をマッチングする「The Meet 2026 広島オープンアクセラレーター」に採択された。同社は今月から、三原市と連携して「若手職員の育成のコツが知りたい!」という課題の解決に向けた実証プロジェクトを開始する。見えにくい職員の思考や工夫を可視化し、上司と職員の対話の質向上を支援する仕組みづくりに取り組む予定だ。
連携の背景と三原市における課題
三原市は広島県中央東部に位置する人口約8万人のまちで、2020年に「デジタルファースト宣言」を掲げ、スタートアップとの連携実績は累計23件にのぼる。

近年、若手職員が悩みや不安を周囲に相談できずに一人で抱えたり、上司が価値観の異なる世代への指導方法に悩んだりする傾向があり、職場内のコミュニケーション希薄化や相互理解の不足が生じているという。
広島県広島市に拠点を置く株式会社ロコソル(代表取締役:寺川 純)は、日々の業務経験の振り返りを通じて普段は見えにくい「考え・工夫・気づき」を可視化するアプリを提供している。上司が具体的な話題を持って面談(1on1)に臨める環境を整え、若手職員が成長を実感しながら働けるよう支援を行っている。
実証プロジェクトで取り組む新機能開発
今回の実証では、AIと人の判断を組み合わせた「自働化」により、職員の振り返りを活かした対話支援の仕組みづくりを進める。
広島工業大学の松本慎平准教授を中心に、専用AIのMVP(実用最小限の製品)開発に取り組む。職員の日々の振り返りから工夫や気づき、変化などをAIが継続的に分析し、信頼度が高いものは自動提供し、判断が必要なものは専門家が確認する運用を試験導入する。これにより、上司向けには「部下への質問案」を、職員向けには「個人分析レポート」を提供し、対話と自己理解の深化をサポートする。
また、アプリへの文字入力負担を軽減するため、OS・ブラウザ標準の音声入力機能を活用し、振り返りの質的・量的変化を検証する機能の実装も予定している。
実証の実施体制と会社概要

実証プロジェクトは、広島工業大学の松本慎平准教授のほか、SE、中小企業診断士、キャリアコンサルタント、社内スタッフ(代表含む)の計7名体制で推進される。
- 会社名:株式会社ロコソル
- 代表者:代表取締役 寺川 純(国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー)
- 企業理念:自分の可能性を信じられる組織をつくる
- 企業HP:https://www.lokosol.co.jp/
本記事は株式会社ロコソルの発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



