ジョセフ・ノックスの新作小説インポスター・シンドロームが10月28日刊行へ
英国の作家ジョセフ・ノックスによる新作小説『インポスター・シンドローム』(池田真紀子訳)が、10月28日(水)に新潮文庫より刊行される。プロの詐欺師が主人公を務めるハードボイルド・タッチのサスペンス・ノワール作品となる。著者は次作でも同主人公を登場させる予定としている。
詐欺師が真実を追うサスペンス・ノワール
本作の主人公はプロの詐欺師リンチである。パリからロンドンへと逃げ戻ったリンチは、滞在先のホテルで若い女から、五年前に失踪した兄と瓜二つであると声をかけられる。崩壊状態にある資産家一家の兄になりすますようけしかけられたリンチは、生死不明となった男の謎にとり憑かれていく展開となる。
タイトルの『インポスター・シンドローム』は心理学用語の一種で、自身の能力が評価されているにもかかわらず過小評価し、まるで自分が詐欺師であるかのように感じてしまう症状を指す。
著者ジョセフ・ノックスの経歴
著者のジョセフ・ノックス(Joseph Knox)は英国のストークとマンチェスター周辺で生れ育ち、書店やバー勤務を経てロンドンで執筆活動を始めた。
2017年に『堕落刑事』でデビューし、マンチェスター市警エイダン・ウェイツを主人公とするシリーズとして第2弾『笑う死体』(’18年)、第3弾『スリープウォーカー』(’19年)を発表した。’21年にはモキュメンタリー形式の単発作品『トゥルー・クライム・ストーリー』を刊行し、日本推理作家協会賞の翻訳部門を受賞している。
訳者プロフィールと書籍概要
翻訳を手がけた池田真紀子(Ikeda Makiko)は1966年東京生れで、上智大学を卒業した英米文学翻訳家である。これまでにディーヴァー「リンカーン・ライム」シリーズ、ウェルシュ『トレインスポッティング』、ゼヴィン『トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー』、ブレイク『眠れるアンナ・O』などの訳書を手がけている。
書籍データは以下の通りとなる。
- タイトル:インポスター・シンドローム
- 著者名:ジョセフ・ノックス/池田真紀子訳
- 発売日:2026年10月28日(水)
- 造本:文庫
- 定価:1,265円(税込)
- ISBN:978-4-10-240155-2
- URL:https://www.shinchosha.co.jp/book/240155/
本記事は新潮社の発表をもとに作成されています。
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