HARUNEの個展MASHUPが長野県小布施町で11月6日から開催へ
イラストレーターのHARUNEによる個展「MASHUP」が、長野県上高井郡小布施町のガラリshowcaseで2026年11月6日(金)から12月1日(火)まで開催される。一昨年に同ギャラリーで開催された【次世代アーティスト発掘プロジェクト】で選出された同氏が、新作のアナログ作品10点を公開する。会場では葛飾北斎の天井絵から着想を得たオマージュ作品をはじめ、日本の伝統文化と現代のエッセンスを融合させた作品群が並ぶ予定だ。
北斎の天井絵を現代的なキャラクターとして再構築
本展では、葛飾北斎の東町祭屋台天井絵《龍図》と《鳳凰図》に着想を得たオマージュ作品が展示される。原作の色彩や空気感、モチーフの魅力を基盤に、HARUNEが得意とするファッションイラストレーションやキャラクターデザインの発想を取り入れ、龍と鳳凰を現代的な装いのキャラクターへと落とし込んでいる。

龍をモチーフにしたキャラクターは、燃えるような赤い髪と躍動感のある三つ編みが特徴で、ジャケットには雲取りや鱗の文様が取り入れられている。また、鳳凰をモチーフにしたキャラクターは、羽を想起させるヘアスタイルや鳥類をイメージした矢絣柄のアクセサリー、尾の流れを表現した帯風のコルセット、花柄のパンツを組み合わせたスタイルとなっている。
質感豊かなアナログ手法で描く2つのシリーズ


会場では、北斎オマージュ【龍翔鳳舞】を含む「美人画シリーズ」と「まねきねこシリーズ」の2つのシリーズからなるアナログ作品10点が公開される。これまでに追求してきたビビッドでポップなデジタルイラストとは異なり、水彩絵具や色鉛筆による柔らかな色彩と質感を備えた作品群となっている。
「美人画シリーズ」では、日本の伝統的な縁起文様と2000年代のカルチャーを感じさせるファッションが融合されている。一方の「まねきねこシリーズ」にはガラケーなどの平成カルチャーを思わせるアイテムが描かれており、色のにじみや透明感、細かな線などの質感が表現されている。
HARUNEは「MASHUP」というタイトルについて、異なる要素を組み合わせることで新しい表現を生み出すという意味を込めているとした上で、伝統的な文様や工芸品と現代的・未来的な要素の組み合わせに加え、2000年代の平成カルチャーを思わせるY2Kの要素を取り入れた新たな表現に挑戦したと述べている。
作家プロフィールと開催概要
HARUNEは1996年新潟県出身・在住のイラストレーターで、和風テイストを取り入れたポップでカラフルな作風を特徴としている。主な活動実績や受賞歴は以下の通り。
- 実績:2021 イニシャルギャラリー 飾れるアート塗り絵『アート塗り絵コレクション』~人物モチーフ編~、2021 FUMA「雨降りの日曜」ジャケット・アニメーション、2024 エイベックス MaXX「ギャル・マインド プレイリスト」イラスト、2024 ME TOKYO SHIBUYA オープン記念クリエイター コラボイラスト、2025 見放題大阪 2025 Tシャツ&リストバンドのイラスト、2026 JR 東日本 Yamanote Line Museum イラスト制作
- 掲載:2026 玄光社「ファッションイラストレーション・ファイル 2026」
- 受賞歴:2023 ターナー色彩株式会社『NEW タナ子ちゃん&タナトくんデザインコンテスト』優秀賞、2025 pixiv × 郵便年賀.jp『イラスト年賀状 2026』佳作、2026 不二家『オリジナルペコちゃんイラストコンテスト』イラストレーター賞、2026 CCA『チルアウ トクリエイティブアワード』イラスト部門賞、2026 Next ILLUST Award 2025 準入選
展覧会および会場の概要は以下の通り。
- タイトル:HARUNE個展「MASHUP」
- 期間:2026年11月6日(金)〜12月1日(火)
- 場所:ガラリshowcase(北斎館隣カフェ& ギャラリー)
- 住所:長野県上高井郡小布施町小布施485 ガラリ2階
- 入場料:無料
- 営業時間:10:00〜16:00
- 定休日:水曜
- 問い合わせ先:ガラリShowcase(担当:樋口、電話:080-6246-1321、メール:garari.showcase@gmail.com)
本展を開催するガラリshowcase(ガラリShowcase)は、地元作家や小布施にゆかりのある作品を紹介する「小布施×現代の匠」や、北斎の作品をアレンジした作品を展開する「北斎×現代の匠」の2つのテーマで展示・販売を行っている。


本記事はガラリshowcaseの発表をもとに作成。
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